9月30日~最後のこと。 | 頑張れお父さん。

頑張れお父さん。

2008年8月。父親が突然の胃がんの宣告をされました。それもスキルス性。家族みんなで力を合わせて父を支えたいと思います。

雨が降っているので、なかなか小さいベビを連れて病院へいけない日が続いていたが、久しぶりにお見舞いに行けた。


どことなく、父の表情が暗くなっていた。


病院より自宅のほうがやっぱりいいからからかな・・・



母と私と、病院の売店にお昼御飯の弁当を買いに行く途中で担当の看護士さんと遭遇。

この方、末期のがん患者の家族のケアとか自宅看取りとか色々アドバイスを下さっている方。


「お父様の今回の件もありますし、そろそろ最後の看取りのことを家族で話し合っていてくださいね。」




ガーン・・・・



確かにスキルス性のガンで、余命も宣告された父のことですが、いざ『看取り』という言葉が出てくるとショックだった。

母も若干なみだ目になっていた。

でも事実は目をそむけてはいけないことだもん。



基本は自宅でTS-1の投薬と点滴。

体調管理は毎日訪問看護を受けること。

2週間に1回はかかりつけの市民病院へ父を連れていくこと。

その間の1週間は、近所の往診をしてくださる先生に診てもらう。

夜間の救急の往診もその先生がしてくださるのか?



そして重要なのがこれ。

もしもの時、最後は自宅で看取るか、それとも病院でちょっとでも延命治療か。



私は飛行機で1時間の他県に住んでいるし、弟も車で高速飛ばして1時間半はかかるところに住んでいる。

父の最後には、きっと間に合わないだろう。

だからこそ、病院で看取ってもらいたい。

自宅で母だけでは、きっと参ってしまう。


これから、きちんと考えていかなきゃいけないことも多いね・・・。



父はというと、TS-1の薬の副作用で味覚の変化がおこっていた。

今までおいしいおいしいと食べていた煮魚などは一切受け付けない。

酢の物は大好き。

醤油はダメ。


イライラしていたり、ぼーっとしていたりすることが多くなった。