ニュースにみるお笑い講座
昨夜のNHK国際ニュースでの一こま。
ちょっとお堅い経済のニュース番組。
フィンランドで郵便局のボランティアの話。
ある子どもがサンタさんへ出した手紙に、以前郵便局員が返事したことがあるんだって。
それからというもの、多くの手紙が来るようになって、
この時期その郵便局は、てんやわんやなんやて。
ボランティアの人たちは今のところ8ヶ国語に対応できるとのこと。
TVでは、ボランティアのおばちゃんらが、返事の手紙を出してる映像が流れてる。
それに対し、スタジオの男性アナウンサーの一言。
男性アナウンサー:
「世界的な不況でサンタさんの失業率が気になるところですが、子どもたちのためにも景気が回復することを願って止みません」
女性アナウンサー:
「そうですね」
男・女:「それでは明日もこの時間にお会いしましょう。さようなら」
・・・。
おいっ!
ちょっと待ったらんかぁいーーーっ!
どんなかけ合いトークやねん。
男性アナウンサー、ボケかましてはりますやろ。
しかも自分的には知的にボケてるつもりだぜ、おい。
それを女性アナウンサー、流しちゃったよぉ。
しかもその後、何事もなかったように、二人で、
「また明日」てっ!
まず、会話がどげん考えてもかみ合ってへんやろ。
せっかく男性アナウンサーがボケかましてるんやから、女性アナもそれを突っ込むか、ボケで返さなあかんて。
但し、この二人あくまでアナウンサーであって、芸人ぢゃないから、ある程度の品は必要か・・・。
簡単な例その一。
さらっと受けて流す方法。
女性アナ:
「失業したサンタさんなんて聞いたことありませんけど、景気が回復するにこしたことはありませんね」
もしくは、ボケに一旦乗っかってからつっ込むか。
いわゆるノリつっこみ。
その例。
女性アナ:
「確かにこの不景気で今がかき入れ時のサンタさんもリストラされてはたまりませんから、サイドビジネスでもして貯蓄をし・・・。って、そんな訳ありませんよね。」
それか、もうちょっと高度に知的ボケには知的ボケ返しして突っ込むか。
女性アナ:
「悪いことばかりではありませんよ。サンタさんはこの不況で収入が激減するために、ダイエットも期待できます。サンタさんの胴回りのメタボ対策にも効果ありそうですし。スリムになれば、煙突もすんなり入れるようになって、仕事の効率化にもつながりますね・・・。って、そもそもサンタさん、この世にいませんからっ!」
最後のは、子供と親が一緒に見てたら、NHK、クレームの嵐になりそやな。