ご覧の通りの目つきの悪さと黄土色がかったくすんだ金髪を持つため、本当にハーフなのにヤンキーのレッテルを貼られて友達がいない転校生主人公羽瀬川小鷹(はせがわこだか)。
そんな小鷹はある放課後、クラスメイトの三日月夜空(みかづきよぞら)が教室で一人エア友達のトモちゃんと楽しげに会話しているという非常に痛い光景を目撃します。
そして互いに友達をつくることが苦手だという悩みを打ち明け合う二人。
翌日夜空は突然隣人部を創設し、勿論小鷹も強引に入部させて早速友達をつくるための活動を開始するのでした。
この序盤のストーリー展開は『涼宮ハルヒの憂鬱』に酷似していますね。
さて、夜空が作成した友達がいない人にのみ解読可能な入部勧誘のためのポスターを観て最初に隣人部の部室のドアをノックしたのは、学園の理事長の一人娘で高飛車な性格以外は完璧超人な柏崎星奈(かしわざきせな)でした。
しかし夜空は、いつも男子生徒を下僕の様に従えている星奈に嫌悪感を顕にし、罵倒して部室のドアを閉めてしまいます。
それでもどうしても隣人部に入部して友達をつくりたいと言う星奈は、その容姿と性格から同性の友達がいない小鷹と夜空の残念な同類ということが判明します。
何とか入部を許された星奈と不機嫌な夜空を見て、小鷹はこれでお互いに同性の友達がデキたじゃん的な発言を二人に向かってしますが、第一印象が最悪で似た者同士な二人は早速小鷹が聞くに堪えない様な罵り合いを始めるのでした。
小鷹は見た目とは正反対に他人に気を遣い過ぎる性格をしていますが、夜空と星奈は完全に自己中心的な性格とその容姿で同性の友達をつくるのは非常に困難ですね。
さてさて今後どんな変人達が、この隣人部のドアをノックするやら。
ではでは～♪