お味噌を食べましょう 「おとみのおかみさん日記」 | おとみさん(和田登美子)のおかみさん日記

おとみさん(和田登美子)のおかみさん日記

京都の伏見大手筋商店街にある「叡智を伝える荒物・金物屋 和田勝」の4代目おかみ、おとみさん(和田登美子)の日常をアップしています。全ての命が輝く、持続可能なごきげんさんをめざして♪

こんばんは、圧力鍋料理研究家 和田登美子です。


2014年5月27日(火)の
メールマガジンをお届けします。


毎年、この時期の
「新おばんざい塾基本12ヵ月 」では、
丸ごと玉ねぎのお味噌汁を作ります。


お椀の中に、
少し小さい目の玉ねぎが、
コロンと入っています!
甘くておいしくて、
なんか、めちゃ可愛いのです(*^_^*)




日本人の食卓には、
無くてはならない、お味噌!


お味噌には、
素晴らしい働きがあります。


痛んだ内臓、
特に腸壁を修復します。


これって、知っている人が、
意外と少ないのですが、
玄米菜食の人たちの世界では、
常識です。


第二次世界大戦の長崎で、
原爆が落とされた、
爆心地から、1,4kmのところにあった、
浦上第一病院のお医者さん、
秋月辰一郎さんの著書、
「死の同心円」という本には、


原爆投下後の長崎での、
被爆者のことが記録されています。


長くなるので、やめますが、


秋月辰一郎さんは、
自然塩たっぷりの玄米のおにぎりと、
みそ汁を飲み。
甘いものと砂糖は、食べないという、
食生活で、


被爆症を体験しながらも、
平成17年89歳まで生きられています。




お味噌を食べましょうというのは、
原発事故の後、
テレビのニュースショーなどの
番組でも、何度か聞きましたが、
なぜか、語られなくなります!


まあ、いろいろあるのでしょうが???


とにかく、お味噌を食べてくださいネ。


ポイントは、できれば麦味噌、
発酵を止める、火入れしていない生味噌、
そして、お味噌をいれる前に、
火を止める!

お味噌を入れる温度は、47度まで(*^_^*)


丸ごと玉ねぎのお味噌汁、
レシピです(^_-)-☆

ーーーーーーーーーーーーーー

今は、新玉ねぎの季節です♪
淡路島や、長崎の新玉ねぎが、
店頭に並びます。


小さなピンポン玉みたいなのが、
お安くでていれば、
それもまた、かわいいです(^_-)-☆


作り方は、
めちゃ、簡単!


皮をむいた玉ねぎの芯の部分に、
包丁米マークにいれ、
中まで火が入るようにして、
圧力鍋に芯を下にして、
人数分並べます。


水は、一人1カップ(200cc)

そして、蓋をして、火にかけます。


圧力がかかったら、
火を細くして、
加圧5分、自然放置。


圧力が下がったら、お味噌をといて、
出来上がりです。


一人分、大匙1(15cc)が、
目安です。


季節を頂くおばんざいです♪
ぜひ、おつくりくださいネ(*^_^*)


では、また明日♪

ありがとうございました。

      和田 登美子
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー