9月3日北堀江にオープンしたカフェ8b DOLCE(エイトビー ドルチェ)。
ロールケーキ「8bロール」とバウムクーヘン「堀江バウム」の専門店。
飲食店プロデュースを行う8G CORPORATION の直営。8bというのはオーナーの兼子栄治氏が「"8"という数字とBlack musicが好きだった」からだとか。



堀江の街とともに成長しているcafe 8b の10年に当たり、堀江を代表するスイーツを・・・とオーナーが作り上げたのがこの店。
でも、代表するスイーツとしてたどり着いたのがロールケーキとバウムクーヘンとは、安直で子供騙し?と、思っていたらそれは大きな誤解でした!
堀江という街にとってもはまるポップアートな店内の1階は工房とテイクアウトスぺース。随時焼きたてのロールケーキとバームクーヘンが巻き上げられていくが、ケースにならぶそのそばから売れていくから、常にできたて。
2、3階はイートインスペース。

さっそく2Fのカウンターでイートイン!
@8bロール(400円)


一本1050円で販売されているロールケーキはカットしてアイスクリームが添えられている。
見た目は同じ大阪のモンシュシュの堂島ロール のよう。
米粉をたっぷりと使用しているということだけはあってモチフワ。スフレのような生地。
そして特筆は生クリーム。ミルクのように純白なのは原乳にこだわり、そのこだわりは味にも活かされているから。
とにかくクリームが他のロールケーキとは違いミルクの味がしっかりとしている。そのミルキー感は決して濃厚ではなく芳醇で素朴。だから後味が驚くほどサッパリしている。くどくボリューム感を楽しむためにはアイスクリームをトッピングして食べるといい。コレもコレで美味しい。
堂島ロールよりはあっさりしているかな?濃厚な方が好みの人は堂島ロール。俺はこの芳醇ミルキーな8bロールが好み。


@焼きたて堀江バウム ジェラート添え(400円)

メニューにはジェラートと表記されているが、これはロールケーキに添えられていたものと同様に乳脂肪分と卵感がしっかりしているバニラカスタードアイスクリームという感じ。

バウムクーヘンは流行の「ねんりんや」や「クラブハリエ」の本格的なバウムクーヘンとは趣がことなる。
一層が厚めでスポンジのよう。いうならばカステラのミルフィーユかな。
だから添えられているクリームやアイスクリームをディップすると相性抜群!
売り切れだったが、@堀江バウムの耳パフェもかなりのモノかも?(笑)


あまりに美味しかったので、他に出店の予定はないのですかと尋ねたら、店頭でさばくので手一杯で今のところはそんなキャパシティはないそう。堂島ロールが東京に進出して大行列大成功しているから、是非8bロールも東京に進出してほしいね(笑)






よく、究極のナントカというように、希少な素材などにこだわることが究極であると、価値をそこに見いだそうとすることがスイーツの世界にもはびこっているけど、老若男女が楽しめるスイーツそのものこそが究極のスイーツといえるのかもしれないなぁ・・。

年末の大阪で、ふと出会ったロールケーキにそんなことを感じました。





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8b DOLCE

住所:大阪市西区北堀江1-4-5 8bBLD
電話:06-6533-1230
営業時間:11:30~22:30