こんにちはー。いちかわです。
先週はお芝居の本番でした。
見に来て下さった方、本当に本当に有難うございました。
本業を持つ主催の古田さんが、クオリティの高い脚本を書いて。
本業を持つメンバーが役者で集まって。
本業を持つ方や学生さんがスタッフとして集まってくださって。
そして本業のホールの照明や舞台を見てくださる方が手伝ってくださって。
そしてなんと、300人以上のお客様が、見に来て下さったのです。
これはすごいことです。
劇団古田工務店は、18年前、当時高校生だった古田さんが、地域のミニコミ誌にメンバー募集を出したところからスタートしています。
みんなが高校生や大学生のころは年に2回公演をしていましたが、そのうちみんな就職し、年一回になりました。
それでも18年、ほとんどメンバーの入れ替わりもなく、15歳が33歳になり、打ち上げが会議室でポテトチップスとジュースだったのがおしゃれな居酒屋でビールになり。
一番若いメンバーが、もうすぐ30になるようです。
これってすごいことですよね。
この劇団から、プロを目指して別の劇団に移った方もいます。
結婚したり、子供が生まれて、でられなくなった方もいます。
私も、就職で大阪に行ったころから数年かかわっていませんでした。
でも、抜けたメンバーも毎年公演にはなるべく来てくれるし、またやりたい、またやりたいって言うのです。
そして実際、私のように、一時期抜けて戻ってきたメンバーもいます。
ずっと変わらずに18年続いてるんだからよっぽど仲がいいのかというと、ものすごくドライな関係で、芝居以外で外で会うこともあまりないという、不思議な仲間です。
今年は客演を1人迎えて、9人で公演を行いました。
つまり8人は、お互いを学生のころから知っているんですよねえ。受験や、就職や、そういうことがいろいろあって、それでも毎年変わらず集まり続ける。そしてお互い、あんまりお互いの苦労を知らないという。
でもだからこそ、お互いに、「いろいろあるんだろうなあ」と深入りもせず、日常の苦労を一時忘れて、打ち込める。そんな空間になっているのかなとおもいます。
この劇団の存在って、ものすごいですねえ・・・。
次回は、再来年の3月に公演予定です。
私もなんとか、出たいなあ。