おはよう!
青しるべだよ青しるべ

みんなはお花見に出かけたかな。
佳緒里ちゃんは日曜に行ってきたみたい。
佳緒里ちゃん、桜はどうだった?

桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜

は~い。
お天気しるべ団員の福田佳緒里です。

今年のお花見は隅田川へsakura*

花の雲 鐘は上野か 浅草か (松尾芭蕉)

花と詠めば桜。
「花の雲」とは花と花が満開になってつらなった雲のような様子。

隅田川桜橋から満開の桜


他にも、桜にまつわる言葉がたくさんありますので、
その一部をご紹介しますね。


桜**花催い(はなもよい)…桜の花が開きそうな気配。
桜**花笑み(はなえみ)…花が咲くこと。
桜**花便り(はなだより)…桜の開花を知らせる便り。
桜**花時(はなどき)…桜の花が咲く頃。
桜**花盛り(はなざかり)…満開の桜。

桜**桜狩(さくらがり)…お花見のこと。
桜**桜人(さくらびと)桜を愛でる人。お花見を楽しんでいる人。
桜**花疲れ(はなづかれ)花見に出かけたあとで感じる疲れ。


お天気に関する言葉もたくさん!

桜**桜雨(さくらあめ)桜が咲く頃に降る雨。
桜**桜風(さくらかぜ) 咲いた桜の花を吹き散らしてしまう風。
桜**桜東風(さくらごち)…東から吹く春の柔らかい風。
桜**桜流し(さくらながし)散った花びらが雨や水に流れていく様子。
桜**桜吹雪(さくらふぶき)桜の花びらが乱れ散るさまを雪にたとえて言う語。
桜**花嵐(はなあらし)桜の花が風のように散ること。桜の花時に吹く強い風。
桜**花霞(はながすみ)遠くに群がって咲く桜の花が白く見えるさまを霧にたとえていう言葉。
桜**花曇(はなぐもり)桜の頃に多い曇天。
桜**の雨(はなのあめ)花見の頃に降るあいにくの雨。
桜**花の風(はなのかぜ)桜を散らしてしまう恨めしい風。
桜**花の雫(はなのしずく)花から滴り落ちる雫。
桜**花の露(はなのつゆ)花の上に宿る露。
桜**花の雪(はなのゆき)雪のように散る桜花。
桜**花冷え(はなびえ)…桜の咲く頃、急に冷え込むこと。

花七日と言われるように、桜は咲いてから散るまでが七日間。
盛りが短くはかない桜を愛で、そのうつろう姿を表現する豊かな言葉、素敵ですね。


立春のころから
太陽の日差しが明るくなり、
目で春を感じる「光の春」。
雨水・啓蟄のころから
雪解け、川のせせらぎ、鳥のさえずりが響き、
耳で春を感じる「音の春」。
春分のころから
ようやく気温が高くなり、
肌で春を感じる「気温の春」。
そして、今は清明。
清浄明潔の略で、「万物がすがすがしく明るく美しい時期」。
桜もちのクマリンを鼻で感じる「香りの春」、
桜もちの味わいを舌で感じる「食の春」。

東の長命寺、西の道明寺を食べ比べ!

長命寺

※ 長命寺(ちょうめいじ)
小麦粉などの生地を焼いた皮で餡を巻いた、クレープ状のお餅。
享保2年(1717年)、隅田川沿い長命寺の門番・山本新六が、
桜の落葉掃除に悩まされて考案し売り出されたことから、
「長命寺」または「長命寺餅」と呼ばれています。
関東ではこちらが主流。

道明寺

※関西風=道明寺(どうみょうじ) 
道明寺粉(もち米を蒸して乾燥させ粗挽きしたもの。
大阪の道明寺で作られたため道明寺粉という)で皮を作り餡を包んだ、
まんじゅう状のお餅。
道明寺粉のつぶつぶした食感が特徴で、
「道明寺」または「道明寺餅」と呼ばれています。
関西ではこちらが主流。


みなさんも五感で春を楽しみましょうさくら。

桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜

後半は花より団子の雰囲気が漂っていたような…
食いしん坊の佳緒里ちゃんらしいね。

今日は花流しの風雨になるかも。
みんな気を付けて出かけてね。




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