※神経質な受験生の方は読まないでください。内容は、タイトル通りです。


第3弾です。


・2次試験

結局センターの国語と英語が足を引っ張る形になりましたが、今在籍している大学を受験することにしました。

でもやはりここでも簡単に心が浮き沈みしちゃいました。

それは英語の試験のときです。

俺が受けた会場は、7,80人ぐらいが一同に受験できる中規模の教室でした。

正直その前に受けた数学の出来が思わしくないと思っていた俺は、ここで点数を稼ぐしかなかったのです。

そんな心境の中、試験が始まりました。

最初の問題は、和訳。ちょっと長い文が5問分載せられていました。

俺はその問題を見て、また驚愕してしまいます。


単語の意味がわからん・・。


完全に語彙不足でした。情けないです。

でもとにかく書こうと思い、シャープペンを解答用紙に近づけたそのとき、


サラサラサラサラサラサラサラサラ・・・トン!


とても勢いのある音が後ろから聞こえてきたのです。


俺はやられました。


一気に不安になりました。


その止まることのない音。半分ぐらいしか読めない俺には痛烈な音でした。


この人すごいな・・、そんな勢いよく書く必要はないのに・・。


でもそんなこと考えている暇はなかった。

そこで俺は持ち前のプラス思考でこう考えた。


「この人英語しかできないんじゃね~の?」


いや、そうに違いない。数学も国語もできないから英語で踏ん張っているんだ!間違いない!


またもや勝手な妄想でその場を何とか乗り越えました。


やっぱりプラス思考です。


ちなみに合格発表のときに、その後ろの人の番号はありませんでした。


さらに、俺の英語の点数は笑っちゃうものでした。

和訳以外はできたと思っていたんだけどな・・。

逆に数学は案外できてましたよ。あのときの心境っていったいナニ?



連載おわり。



※俺は高2の途中まで、極度のマイナス思考野郎でした。何でこんなプラス思考の楽天家になったかは不明です。