私がオーナーの渋谷チェルシーホテルにて | 大谷秀政オフィシャルブログ「好きなことだけやって生きていきたい」Powered by Ameba

私がオーナーの渋谷チェルシーホテルにて

当社ライブハウス「チェルシーホテル」の支配人から電話があり、「頭のおかしい客がガソリンを撒いて火を付けようとして催涙スプレーを撒き散らし暴れたので、取り押さえました。」


との連絡があった。

今は病院で、殴った手が骨折しているかもしれないので、手当に来ている。とのことだった。

「ニュースになっているよ。」とあちこちからメールが。

お客さんと従業員は一応、無事との連絡を受けほっとした。一人びっくりして過呼吸になった人が倒れたとのことだった。びっくりさせて申し訳ない。

後の異臭は催涙スプレーが原因だ。


私の著書「UDAGAWA CAFE BOOK」にも、この「チェルシーホテル」が出来上がった時、新しい内装が嫌で「一度店を燃やせ。」といったことがある。と書いているが、お客さんのいるところでは燃やしてはいけない。


大阪の茨木市から来た、無職、23歳とのことだが、秋葉原のそれと似ている。
「どこでも良かった。人がたくさん居そうだったのでここにした。たくさん殺して死刑になりたかった。」と言っている。勝手に死ねよ。

犯人はニートなのだが、うちのライブハウスなんてそもそもニートみたいなのも出演している場所なのでターゲットを間違えている。たまたま今回はバンドマン達のための無料ライブの日で解放していたのがアダになったのか。

キチガイに気付き、止めるのは至難の業だ。
最初連絡があった時は、なんだかわからずやんちゃなパンク野郎が伝説を作りに来ているのだと思った。
うちは本来はそういうライブハウスだ。違った。モノホンのガイキチ野郎だった。

催涙スプレーをかけられながら、取り押さえた支配人はファインプレーだ。最悪の事態は免れた。
犯人は出刃包丁も持ち込んでいた。あと催涙スプレー2本と、ガソリン10リットルとマッチだ。
順番違ってたらと思うとぞっとする。

まだ、現場検証は続いている。





昨夜、食の師匠である石橋さんから、「先ほど、母親亡くなりました」とのメール。

御悔み申し上げます。


いろんなことがあるね!(涙)



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