米小売予想を上回り、ドル高、米金利上昇。
だんだん相場が複雑かつ、難解になっています。
経済指標はどう判断すべきか、為替や他市場との関係性、またトレードのタイミングや建ち玉の管理など困っている方は多いと思います。
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おはようございます。
表題どおり、昨日は米小売売上高が事前予想を上回り良い内容でした。
市場はドル高、米長期金利上昇の動きでした。
昨日発表された米経済指標は以下の通りです。
米7月小売売上高+0.6%(事前予想+0.4%)
米7月小売売上高+0.5%(除自動車)(事前予想+0.3%)
※ 米6月小売売上高-0.2%→+0.3%
※ 米6月小売売上高(除自動車)-0.2%→+0.1%
米8月NY連銀製造業景況指数+25.2(事前予想+10.0)
米7月輸入物価指数+0.1%は予想通り
NY連銀指数も良い内容ですが、米小売は前月分の上方修正が大きいです。
先月は物価関連指標と米小売が悪く、FRBは年内に追加利上げを行わないのではとの見方が強まりました。
米小売から、米国の個人消費などに問題は無く、更に雇用も良好。
賃金上昇も少し持ち直しており、経済指標的に利上げを阻害するものは低インフレ指数のみでしょう。
インフレ指数が持ち直しさえすれば、年内あと1回の利上げの障害は無くなるでしょう。
米国の予算、債務上限問題はありますが、最終的には決定されるもの。
不確実な部分があるのは、北朝鮮地政学的リスク。
昨日は北朝鮮はグアムへのミサイル発射を見合わせることを発表しました。
もちろん、恒久的にミサイル発射を取りやめたわけではないので、北朝鮮地政学的リスクもゼロにはなりませんが、少なくとも一旦は後退した形です。
商品市場ではドル建て金市場は下げました。
ただ、下げ幅はそれほど大きくは無く、東京金市場は一時4500円を割れるも昨日の引け値近辺での動きです。
予想を上回った米小売、米長期金利の上昇から、NY金市場はもう少し下げても良い環境でしょう。
更なる下落とならなかったのは北朝鮮地政学的リスクの影響がまだあるのでしょうが、今月の米経済指標が物価関連指標以外は良好で、おそらく消費者物価指数コアもある程度2%近くまでは持ち直すでしょう。
金市場は北朝鮮の問題もあって割高ですが、今後修正されるでしょう。
続きは各銘柄のコーナーで。
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為替市場は下記の通りです。
ドル円110円60銭台
ユーロ円129円80銭台
豪ドル円86円40銭台
<貴金属>NY金市場12月限は10.7ドル安の1279.7ドル、換算値は変わらずです。
昨日の東京金時間外市場は一時4510円(+4円)まで上昇しましたが、4498円(-8円)まで下落後、4507円(+1円)円で引けました。
上記でも触れましたが、良好な米経済指標にドル建て市場は下落しました。
ただ、東京市場は為替分をこなしての下落とはなっていません。
十分な米経済指標でも更なる大幅なドル建て市場の下落とならなかったのは北朝鮮地政学的リスクが完全に解消されていないことも要因でしょう。
環境的には下げていい内容でしょう。
現状は売り方針継続。
買戻しは4300円台に入ればとし、再度4300円に近づく場面では途転買いとの方針も継続します。
NY白金市場10月限は7.5ドル安の967.4ドル。換算値は15円高です。
昨日の東京白金時間外市場は一時3390円(-11円)まで下落しましたが、3417円(+16円)まで上昇し、3415円(+14円)で引けました。
ドル建て市場は下落も、東京時間で昨日先行して下落しており、為替の円安分も堅調です。
3300円以下で大きく下げれば買いたかったですが、金市場の下げていない場面で現状買うべきではないでしょう。
引き続き様子見で。
<原油>NY原油9月限は47.82ドルです。
戻すも50ドルは重いか
<ハンターポイント>
北朝鮮有事は懸念も、戦争のおこる確率は低い。
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