ＮＹ金市場は終値ベースで最高値、株式市場は軟調も崩れず。

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おはようございます。

再び金市場が騰勢を強めてきました。

先週までは株式市場の大幅安時に逃避資金による安全資産買いで上昇しましたが、一昨日は米株式市場は上昇もＮＹ金市場は上昇し、昨日の米国株式市場は下げ幅は最近では小幅もＮＹ金市場は大幅続伸しました。

現況下ではいずれの場合も上げやすい金市場。

上げる要因が

通貨不安、各国の金融緩和、先行き不透明感、インフレですので・・・・

経済が安定し、金融引締めに向かい、インフレの無くなれば金市場は下げるのでしょうが、しばらくは無いか・・・

早期の2000ドルの話も出てきましたが、この間までは年内1600ドルもなんて予想が強気とされていたことを勘案すれば、2000ドルに達することも否定は出来ませんね。

とにかく、市場に逆らわず、資金的に余裕を持って、理想は買いを少な目の枚数放置が安全でしょうね。

金市場以外では、市場の関心は再び欧州に向きそうです。

昨日発表のドイツ、欧州のＧＤＰは予想を下回る内容でした。

欧州株、ユーロの下落要因となり、その後の独仏首脳会談に注目が集まりました。

内容は意欲的にユーロ防衛に取り組むとした姿勢にユーロは上昇も、ユーロ共同債の話は棚上げ。

そもそも、ユーロ共同債はドイツ、フランスの負担増になり、ギリシャなどニート的な国が努力をしなくなる可能性もあり、金融取引税の導入の話や、各国の財政赤字の上限を設定する提案となったのでしょう。

ユーロ共同債は最終兵器、欧州財政一本化はどうにもならなくなった場合？という感じ。

当分出ないでしょう。

個別商品市場においては下記で。

現在の為替は下記の通りです
ドル円は76円80銭台、
ユーロ円は110円50銭台
豪ドル円は80円40銭台です。

＜貴金属＞NY金12月限は27.0ドル高の1785.0ドル、換算値は50円高です。
昨日の東京金時間外市場は一時4368円（-4円）まで下落しましたが、4416円（+44円）まで上昇し、4404円（+32円）で引けました。

上記にも書きましたが、昨日はドイツのＧＤＰの悪化など欧州の経済指標の悪化がＮＹ金市場には追い風となったようです。

とにかく、今の金市場は下げても押し目は買われる環境が続いています。

4400円台後半は抵抗があると見ていますが、4500円をあっさり付ければ末恐ろしいです。

既存の買い玉は維持でいいでしょう。

500円、600円利が乗っていても放置です。

一旦利食いすれば買いにくいですな。

そして売り越して負けている市場参加者が多いのでは？

ここ数日の押し目を買えた人は4400円台半ば～後半は利食いでもいいでしょうが、買い玉の種は絶やさずに。

ＮＹ白金10月限は20.9ドル高の1818.1ドル。換算値15円安です。
昨日の東京白金時間外市場は、一時4490円（-25円）まで下落後、4533円（+8円）まで上昇しましたが、4515円（-10円）で引けました。

アジア時間から上昇していましたが、金市場の上昇も、株式市場の下落に、伸び切れませんでした。

金市場同様に4200円台は割れないでしょうし、今後金市場と再び価格逆転場面があれば積極的に白金は買うべきでしょう。

今後数日は調整安の可能性は残すでしょうが、下落しても、金市場が下支えとなるでしょうから、押し目買いがいいでしょう。

基本は買い方針継続で、既存の買い玉も維持で。

＜穀物＞ シカゴコーン7.50セント高の727.50セント。換算値は250円高です
シカゴ大豆11月限は1.75セント安の1349.50セント。換算値は100円高です。

穀物はマチマチも、基調は上向きでしょう。

＜石油製品＞NY原油⑨は87ドル台前半の水準です。

80割れでは止まるも、上値も下がったか。

＜ハンターポイント＞

金市場に逆らうな。でしょう。

私の予想は今回の上昇場面で抜けずボックスか、抜けて上昇基調かで、前者6割、後者4割予想。

吹き値で買い玉を縮小がベターも、買い越しは維持すべきでしょう。

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