株安、貴金属安、原油安、ユーロ安、コーンは反発。

おはようございます。

朝晩は秋らしい涼しさになりました。

もう夏はいらないです。
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昨日の米国市場は株式市場、貴金属市場、原油市場が反落し、ユーロ市場も欧州時間から軟調、逆に大きく下げていたコーン市場は下げ止まり戻すなど、ここまでのここまで上昇していた市場に利益確定の売りが出て、逆に大きく下げていた市場では買戻しが出るなど反対売買が中心の一日でした。

昨日の米国の経済指標は中古住宅販売など強弱まちまちの内容で、NYダウも序盤は先週の終値前後でプラスマイナスを挟んだ動きに終始しました。

マイクロソフトが投資判断を引き下げられたり、米司法省に提訴されたアメリカン・エクスプレスが株式市場のおもしとなっとようです。

ＮＹダウは78.41ドル安の10751.27ドル

ここまで上昇していたユーロが反落したことも、リスク回避の動きを強めました。

アイルランド中銀が2010,2011年のGDPの見通しを引き下げたこと、先月末に格下げされていたスペインが投機筋の攻撃にあう可能性がありとされたことも、ユーロの下げの要因となった模様。

ただ、今回のユーロの上昇はユーロ安というよりはドル安で、且つ日本も金融緩和策へカジ取りしたことによって相対的に上昇していることが要因でしょう。

直近はユーロ高でなく、ドル安、円安であったと見た方がいいでしょう。

商品市場はここまで上昇していた原油市場、貴金属市場がドル高ユーロ安や利益確定の売りに反落しました。
個別商品市場においては下記で。

ドル円は83円40銭台、ユーロ円は114円10銭台、豪ドルは80円70銭台です。

本日は日銀の政策金利の発表、16時半白川総裁会見

RBA（豪準備銀）の政策金利の発表

とアジア時間に為替市場には注意すべきイベントもありです。

＜貴金属＞NY金12月限は1.0ドル安の1316.8ドル、換算値は10円安です。
昨日の東京金時間外市場は3521円（-21）まで下げ、3535円（-7円）で引けました。
ユーロ高ドル安が進行したことがＮＹ金市場の上昇要因です。

本日のNY金市場は小休止。

アジア時間では上昇するも、夕刻、欧州時間にかけてドル高ユーロ安となった為替市場が圧迫しました。

先週末の高値を越えず、下値は切り上がる形でのインサイドデーですが、中長期的な上昇トレンドは、米国の低金利政策、金融緩和政策が変わらない限りは続いていくでしょう。

東京金市場は3500円台の動きですが、ここまで円高で上昇が抑えられていましたが、3500円台まで戻しての12営業日目。

値固めを完了し、価格帯を上げていくでしょう。
買い方針継続。
買い玉維持、押し目買いも可でしょう。

ＮＹ白金1月限月は10.0ドル安の1672.1ドル。換算値は25円安です。
昨日の東京白金時間外市場は、4485円（-26円）で引けました。
昨日の東京白金市場は9月24日の戻り高値4522円を更新し、4527円まで上昇しましたが、その後は利益確定の売り、円高ユーロ安に手仕舞い売りが出て下げました。

現在は4500円を値固めに入ったと見ていいでしょう。

昨日は売り方の買い戻しによる損切りも出ましたが、買い方の手仕舞い売りが多く内部要因も改善しています。
NY金市場が史上最高値を更新し、銀市場も大きく上昇する中、白金市場は明らかな出遅れ状態。

更に、円高で割安出遅れの東京白金市場は世界で一番妙味のある貴金属市場と見ていいでしょう。

買い方針継続。

買い玉維持。押し目は買いで対応。

＜穀物＞

シカゴコーン12月限は5.75セント高の471.50セント、換算値は200円高です（ストップ安分を加味しました）。
シカゴ大豆11月は3.00セント安の1054.00セント。換算値は250円高です。

昨日はさすがに突っ込みすぎですから、戻すでしょうが、ここから戻った場面は売ってもいいでしょう。

コーンは今年の高値を出した可能性は高いでしょう。

＜石油製品＞NY原油は81ドル前半の水準です。

80ドルを突破しました。
次の目標は85ドル！？

＜ハンターポイント＞

本日のポイントは日豪の政策金利。

日銀の金融緩和策の程度と今後の金融政策の方向性。

利上げが見込まれている豪ドルは、利上げの有無と、今後の利上げの時期など注目です。

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