米国市場は全面的に堅調。
おはようございます。まだまだ残暑が厳しいです。
相場はこれからがあつくなる？？感じでしょうか。
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昨日の米国市場は商品市場は全面的に上昇で堅調、株式市場も前日の大幅高に引き続き続伸となりました。
昨日のアジア時間の市場は、一昨日の250ドル超のNYダウの上昇も、今晩の雇用統計を控えて、日経平均が一時上げ幅を40円程度まで縮めるなど、警戒感もありました。
欧州時間入り後も株式市場は下げて始まるなど、市場には警戒する動きの強い中、ECBが政策金利を市場の予想通り１％に据え置きましたが、2010年、2011年のGDPを上方修正し、且つ流動性供給の延長を決めたことが好感されユーロは上昇しました。
21時30分発表の米国の新規失業保険申請件数は47.2万件（事前予想47.5万件）で市場予想よりも良い内容で好感され、米国株式市場はやや上昇して始まりました。
ただ、昨日の250ドルの上昇の反動安、利益確定の売り、今晩の雇用統計を控えてのポジション調整もあり、その後は下げましたが、米国中古住宅販売成約7月が5.2％増（事前予想1.0％減）とポジティブサプライズ。
今晩の雇用統計の警戒感がある中、好調な指標で最終的には上昇して引けました。
ＮＹダウは50.63ドル高の10320.10ドル。
米国商品市場も全面高。
一昨日下げた金市場も、本日はドル安の材料が勝り上昇。
個別商品市場については下記で。
ドル円は一時再び83円台に入りました。
東京時間で円高が進行したとき、円売り介入があるのかには注視が必要。
83円台に入って更に円高が進行すれば、市場へのメッセージを含めて、介入を行なう可能性はあるでしょう。
ドル円は84円20銭台、ユーロ円は108円00銭台です。
＜貴金属＞NY金12月限は5.3ドル高の1253.4ドル、換算値は20円高です。
昨日の東京金時間市場は、3403円（+22円）まで上昇し、3398（+17）で引けました。
米国の新規失業保険申請件数が事前予想を下回る内容で、安全資産買いが手仕舞いされ下げる場面がありましたが、ユーロが堅調でドル安ユーロ高の為替もあり、押し目買いが入り上昇しました。
本日は安全資産の手仕舞い売りよりも、ドル安が勝り上昇となった金市場でした。
今晩の雇用統計の結果次第では目先の動きとして上振れ、下振れはありそうですが、リスク回避時には安全資産買いが入るNY金市場は大きな動きにはなりにくいでしょう。
長期的な上昇トレンドはまだ続いています。
3400円近辺では新規の仕掛けは見送りでしょう。
3300円台前半の押し目があれば再び買う予定です。
既存の買い玉は維持でいいでしょう。
ＮＹ白金10月限月は15.8ドル高の1556.6ドル。換算値は40円高です。
昨日の東京白金時間外市場は一時4177円（-7円）まで下落しましたが、4223円（+39円）で引けました。
NY白金市場は1550ドル台後半でチャート上も好転しています。
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更に、ここに来て米国、中国の経済指標が改善したことは上昇要因でしょう。
昨日は株式市場の上昇、商品市場も全般に上昇するなどリスクを選好する動きの中、金市場も堅調であったことも白金市場の上昇のサポートとなった模様です。
昨日の東京白金市場は非当業者委託玉（一般投資家を含むカテゴリー）が249枚の買い越しで内部要因はやや悪化も、過去二日連続で改善した分よりも小幅の悪化ですので、市場には影響はなかったようです。
3000枚近く売り建ち玉が増加中で、市場参加者は売り志向を強めて、売り込み型になっています。
本日の雇用統計が相当悪いものでない限りは急騰する可能性のある状態です。
買い方針継続で。
＜穀物＞
シカゴコーン12月限は0.75セント高の447.50セント、換算値は100円高です。
シカゴ大豆11月限は3.50セント安の1009.00セント。換算値は150円高です。
大きな動きはありませんでしたが堅調な動きでした。
海上運賃は再び上昇で堅調地合いがもう少し続くかもしれません。
ただ、当方は買い玉を利食いしてしまい、玉のない状態。
ここからの上昇は取りそこないますが、9月以後は農家売りの下げのリスクを考え自重です。
次のチャンスを待ちます。
＜石油製品＞NY原油は734ル後半の水準です。
下げても70ドルで止まりました
80ドル近辺までは戻るでしょう。
＜ハンターポイント＞
米雇用統計の警戒感が強いでしょう。
警戒感は強すぎの感もあり、やや弱気の内容を織り込んでいるようです。
米雇用統計がやや悪い内容ぐらいでしたら、市場全般には下げないでしょう。
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