週明けの米国市場は一転、大幅反落。

おはようございます。

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週明けのの米国市場は株式市場は大幅反落、先週末160ドル以上の上昇であったNYダウも上昇幅の8割ほど下げてしまいました。

先週末にバーナンキFRB議長の講演で下げ局面から大幅に急上昇した反動安、雇用統計など多くの経済指標の発表を控え、先行きの不透明感も続伸とならなかった要因でしょう。

ＮＹダウは140.92ドル安の10009.73ドル。

昨日のアジア時間では先週末に米国市場が全面高であったこと、日銀による追加の金融緩和策への期待感からドル円は85円90銭台まで円安に振れ、日経平均も300円近く上昇しました。

お昼に日銀から金融緩和策の詳細が発表されると一転、内容は期待されたものでしたが、予想の範囲内であったことで利益確定の売り、過度の期待があった分失望売りも見られたようです。

今回の日銀の金融緩和策では円高の流れを変えて円安にトレンドを変えるまでには至らなかったようです。

ただ、83円台まで円高が進行したときには政府、日銀ともに円高対策には消極的であったので、更なる円高への抑止力にはなったのではないでしょうか。

市場には円高予想がまだ多いようですが、円高にも行きにくいのでは？

市場全般に株安などの流れが止まればむしろ円安に一時戻す可能性の方が強いと見ています。

米国昇進市場は貴金属、穀物はまちまち、原油が反落です。

個別商品市場については下記で。

ドル円は84円50銭台、ユーロ円は107円00銭台です。

＜貴金属＞NY金8月限は1.4ドル高の1238.00ドル、換算値は10円安です。

昨日の東京金時間市場は、一時3394円（+9円）まで上昇後、3370円（-15円）まで下落しましたが、3381円（-4円）で引けました。

株式市場の反落もあり、安全資産買いが入り小幅に上昇しました。

ただ、最近の金市場は上昇も下落も小幅になるケースが多いようです。

株価下落時にはドル高ユーロ安、資源国通貨安になるケースが多く、ドル高でのNY金市場の下落要因と安全資産で買われる上昇要因とが相殺されていることが値動きを小幅にしているようです。

安全資産としての側面を持ち合わせる金市場はしばらく大きな動きが出にくいのかもしれません。

基本的な方針は引き続き押し目があれば買い拾う方針で。

3300円台前半があれば再度買って見てもいいでしょう。

既存の買い玉は維持でいいでしょう。

ＮＹ白金10月限月は3.9ドル安の1533.1ドル。換算値は40円安です。

昨日の東京白金時間外市場は一時4229円（+5円）まで上昇し始まりましたが、4208円（-16円）で引けました。

ＮＹ白金市場は株式市場の大幅反落、原油などの下落もあって下げました・

昨日の東京白金市場は非当業者委託玉（一般投資家を含むカテゴリー）が42枚の買い越しで内部要因の大きな変化はなく、外部市場の下げが影響しそうです。

昨日は4370円台まで上昇した東京白金市場でしたが、再び4100円台に。

下値も少ないでしょうが、上昇のためには円安や株式市場の上昇など市場全般の上昇も必要でしょう。
明日からの証拠金の引き下げ（12万→10.5万）られることで、白金市場は上げやすくなるでしょう。

買い方針継続で。

＜穀物＞

シカゴコーン12月限は5.50セント高の441.50セント、換算値は200円安です。
シカゴ大豆11月は3.50セント安の1022.50セント。換算値は600円安です。

米国産コーンは単収の低下観測で堅調でした。

昨日までに東京コーンの買い玉は手仕舞いが終了し、現在玉無しの状態ですが、今後の参戦予定は未定です。

しばらくは様子見で。

＜石油製品＞NY原油は74ドル前半の水準です。

70ドルで止まりましたので、80ドル近辺までは戻るでしょう。

＜ハンターポイント＞

昨日の為替は大方の予想通り金融緩和策が出れば円高になりました。

この水準から円高に振れるか、円安に振れるかが大事です。

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