後場市況。金市場を除き全面高。
お疲れ様です。
11時に発表があった中国の経済指標は以下の通りです
生産者物価指数-5月(前年比):7.1%(6.8%)
消費者物価指数-5月(前年比):3.1%(3.0%)
小売売上高-5月(前年比):18.7%(18.5%)
鉱工業生産-5月(前年比):16.5%(17.0%)
()は事前予想。
3項目で事前予想を上回りましたが、昨日中国の国際収支が大幅に黒字であったことである程度指標が良くなることは織り込まれており、発表後は利益確定の売りに上海株式市場の上昇幅は縮小し、ユーロや豪ドルなども緩みました。
ただ、昨日から欧州の財政不安で中国の経済が影響を受けていなかったことで、今後は新興国を中心に市場は回復すると見ていいでしょう。
欧州財政不安の影響は少しずつ薄れて行く感じでしょう。
商品市場は前場に引き続き金市場以外は堅調です。
個々の商品市場については下記で。
現在の為替はドル円が91円50銭台、ユーロ円が110円80銭台です。
日経平均は162円60銭高の9705円25銭。
東京金。東京金市場は3600円近辺の動きが継続です。
リスク回避→リスク選好の動きに安全資産買いが手仕舞いされて下げました。
おそらく、1200ドルを超えての買いはほとんどが逃避資金の安全資産買いでしょう。
市場の安定で1200ドルを割れる可能性はあるでしょう。
1200ドルを割れてから、押し目買いを入れるかどうかの検討を始めます。
今は参加せずがいいでしょう。
東京白金。4500円後半の動きに。
株式市場、原油市場の上昇、ユーロや豪ドルの上昇は追い風です。
罫線上では6月3日、4日の4,677円の戻り高値を更新できるか否かが次の注目ポイント。
ここを超えてくれば4800円台が見えてきます。
4500円は固まりました。
後は流れ一つで十分!
買い方針継続です。
穀物。シカゴ時間外市場はコーン、大豆ともに小幅に上昇
東京穀物市場もコーン、大豆ともに上昇です。
昨日の米農務省需給報告を見る限り、今の価格では需要は旺盛。
基本的には値位置は低く、長期買い方針継続で。
石油製品。NY原油は現在75ドル前半です。
5月25日の安値67.15ドルで下値は割らない予想です。
80ドル回復、今夏100ドルはありと見方継続です。
現在4位まで落ちました。
白金の低迷も反省。
今月内に1位返り咲きの場合は皆様への謝意表明で坊主頭公約中。
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