後場市況。商品市場は堅調。欧州、米国市場に期待。 | 場勘ハンターおたまるのブログ【商品先物版】

後場市況。商品市場は堅調。欧州、米国市場に期待。

お疲れ様です。

先週末からのリスク回避の動きはアジア時間では弱まり、リスクを選好する動きも出始めました。

1ユーロ12ドルの節目を割れ、大きく下げたユーロ、ユーロ安やリスク回避の動きに下げていた豪ドルなどの資源国通貨も回復し、株式市場も持ち直して来ました。

先週末から週明けの下げが大きかったことから、反動高はあって然りですので、今晩の欧州時間、米国時間での市場全般の上昇が待たれるところです。

特に先週末と週明けで400ドル以上下げたNYダウが反発に転じるかに注目です。

商品市場は外貨市場、株式市場の比べれば一足先に出直りが期待できそうです。

金市場など質への逃避で資金が集まる中、金市場以外の貴金属も今後は堅調に推移する可能性は強そうです。

個々の商品市場については下記で。

現在の為替はドル円が91円80銭台、ユーロ円が109円90銭台です。

日経平均は17円14銭高の9537円94銭。


東京金。東京金市場は3600円半ばから後半の推移に。

NY金市場はユーロ建ての金市場が欧州ヘッジファンドの大口の買いに上昇しました。

安全資産買いでの上昇ですので、市場全般に落ち着いてくれば安全資産買いは手仕舞いされる可能性があります。

本来であれば、売りたい水準ではありますが、何かがあれば急上昇する金市場の売りは見送るべきとのスタンスは変えません。

あくまでも大きな下げがあった場面で、押し目買いを考えたい。

NY金の1150~1200ドルまでは買いません。


東京白金。4500円台前半動きに。

前場の後半から横ばいの動きですが、4400円割れまで昨日押したことで、むしろ今後の上昇への土台が出来たと考えたい。

昨日のようにユーロ安、株安時は一般投資家は売り志向になるようです。

昨日も東京白金市場の内部要因は良化しました。

今後も、何度も下げて苦しいことがありますが、一番いい値段では買えません。

相場を点で捉えず、線で捉え、下げた場面では買い、長期スタンスで行きましょう。

今の相場はこれからも上下動、乱高下はあるでしょう。

買い方針継続です。


穀物。シカゴ時間外市場はコーン、大豆は小動き

東京穀物市場もコーン、大豆とも小動きまちまちです。

基本的には値位置は低く、長期買い方針継続で。


石油製品。NY原油は現在71ドル後半です。

5月25日の安値67.15ドルで下値は割らない予想です。

80ドル回復、今夏100ドルはありと見方継続です。


現在4位まで落ちました。

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