前場市況。先週末の流れ継続、全面安。
お疲れ様です。
先週末、東欧のハンガリーまで財政に不安があるとの報が出ました。
ユーロには参加していないハンガリーですが、市場には欧州財政不安が東欧にも飛び火するののではとの懸念にユーロが大幅安。
米雇用統計が事前予想を下回ったこともあり週末の欧州市場、米国市場はリスク回避の動きが継続し全面安。
週明けの東京市場にもこの流れは継続し全面安の様相です。
ユーロ安の材料には反応しやすい市場、欧州域内も安いユーロを求める一部の要人の発言で下げる場面は今後もありそうですが、ユーロに不参加のハンガリーの出ユーロが下げたり、ユーロ安で市場全面安になることは減っていくと見ています。
ちなみに、2年前のユーロの水準はユーロ円が170円、ユーロドルが1.60の水準でした。
ここまでの下げ幅としては大きいと思います。
商品市場、個別銘柄については下記で。
現在の為替はドル円が91円00銭台、ユーロ円が108円20銭台です。
日経平均は396円95銭安の9504円24銭。
東京金。東京金市場は3500円台後半動き。
NY金市場はリスク回避の動きで上昇しましたが、円高分東京市場は下げています。
ユーロが大幅安で、株式式市場が下げましたので、安全資産買いが集中しましたが、あくまでも逃避資金ですので、市場が落ち着けば流出するでしょう。
以前から申し上げていますが、このように何かあれば上昇する金市場は売れないです。
普通に考えれば売るべき環境ですが、引き続き市場が安定し、押し目を付けた場面を待って買いたい。
NY金の1150~1200ドルを待ちたい。
東京白金。4400円台前半の動きに。
外部市場の下げが大きすぎたとは言え、4394円まで下げました。
外部市場の下げが無ければ、白金市場のファンダメンタルズは悪くないと無いのですが・・・・
逆に外部市場の悪さを見て売り込まれているでしょう。
最近の売買内容を見れば、ユーロ安時に一般委託玉が売りになるケースが多いようです。
本日も同様の動きと推測します。
ユーロは底割れも白金市場の底割れの可能性は低いでしょう。
この先のユーロ安では白金市場の反応が少なくなると見ています。
買い玉維持、買い方針継続でいいでしょう。
穀物。シカゴ時間外市場はコーン、大豆とも続落。
先週末のシカゴ市場は外部市場安に大幅安でした。
東京穀物市場もコーン、大豆とも大幅安。
ただ、穀物市場は今後の他市場やすには値位置の低さからは反応しなくなると見ています。
長期買い方針継続で。
石油製品。NY原油は現在69ドル後半です。
5月25日の安値67.15ドルで下値は割らないと見ています。
先週末はトラブル的な下げで仕方が無いでしょう。
80ドル回復、今夏100ドルはありと見方継続です。
現在4位まで落ちました。
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