前場市況。リスク選好、全面高!
お疲れ様です。
米国株式市場、ユーロや豪ドルなどの資源国通貨が上昇した流れを受けて東京商品市場も穀物を除き全面高、日経平均も大幅反発でスタートしました。
昨日の鳩山首相、小沢幹事長のW辞任の円安は短命でしたが、その後のマーケットの回復でのリスク回避の動きからリスク選好の動きでの円安のほうが持続性があります。
5年以内に5人の首相が存在した国。
もはや首相がやめることは日常的なことになってしまったのでしょう。
マーケットには無視されています・・・
今後の注目点は欧州と中国。
ユーロの回復、不動産規制から上海市場が回復できるかにが焦点。
ソブリンリスクの話し合いがもたれる週末のG20も注目です。
個別の商品市場は下記で。
日経平均は252円14銭高の9855円38銭。
現在の為替はドル円が92円10銭台、ユーロ円が113円20銭台です。
東京金。東京金は3600円前半の動きに。
昨日のNY金市場はリスク選好の動きに安全資産の買いが手仕舞いされ下げました。
東京金市場は円安分上昇していますが、他の商品市場の上昇を考えれば伸びを欠いています。
基本的にはリスク選好時のドル建ての金市場は下げるでしょう。
1150~1200ドルゾーンは買うべきでしょう。
他市場高、金市場のみ下落というパターンも今後は有るでしょう。
基本的には押し目、突っ込みは新規買い。
吹き値は買い玉は利食いしても、売り越し、売り建ちは見送る方針は継続です。
東京白金。4600円台前半スタートも上伸中。
米国株式市場の上昇、ユーロや資源国通貨の上昇はサポート要因です。
6月1日(5月31日の夜間)で4630円を付け、4503円まで下押ししました。
本日4630円を超えて来ましたので4700円が次のターゲットとなりそうです。
今月の下げの半値戻しの4714円、一目均衡表の雲の下限(先行スパンの下限)が4718円です。
4700円をあっさりパスできるか否かで戦術を考えたほうがいいでしょう。
追って指示させていただきます。
上記に書きました、株式市場、為替市場の外部環境の上昇に加え、南アの電力不足など供給面の不安もあり、思わぬ上昇もありえる環境です。
買い方針は継続で。
穀物。シカゴ時間外市場はコーン大豆ともに上昇。
昨日のシカゴ市場はコーンが年初来安値更新でした。
国内穀物市場は他市場高、円安もあり下げず。
穀物市場は値位置が低いので、長期買い方針継続でいいでしょう
東京石油製品。
NY原油は73ドル後半です。
将来的には、80ドル復活、100ドルを目指す相場と見ます。
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