株式市場の上昇、ユーロ、高金利通貨高で全面高!
おはようございます。
米国株式市場の大幅反発、ユーロ、資源国通貨の大幅上昇で、商品市場も全面高の様相です。
ぽち、お願いします。すみません。
昨日のアジア時間はなんといっても鳩山首相、小沢幹事長のW辞任が大きなニュースとなり円安に振れました。
ただ、株安やリスク回避の動きでの円買いにかき消され再び円高に振れました。
欧州時間入り後は少しずつユーロが戻り始め、米国時間入り後は株式市場高もあり、ユーロ、資源国通貨が上昇するリスク選好型の動きになりました。
NYダウは225.52ドル高の10249.54ドル高。
一昨日は好調な経済指標にも引け際に大きく下げるなどの不可解な動きもありましたが、昨日の米国市場は好調な経済指標を反映し上昇しました。
3連休前後は122.61ドル安、112.6ドル安でしたが、昨日の225ドルの上昇でほぼ回復したことになります。
そもそも、鳩山辞任のニューよりも、いまは市場全般にリスク回避時の円買いが溜まっていますので、リスクを選好する動きになったほうが持続性のある円安になりやすいというしょう。
円安肯定派である管氏が次の首相有力候補であることも目先は円高に行きにくくするでしょうか。
国内商品市場も円安や株式市場の上昇のリスクを選好する動きに上昇して始まりそうです。
個別商品市場においては下記で。
ドル円は92円20銭台、ユーロ円は112円90銭台です。
<貴金属>NY金8月限4.3ドル安の1222.6ドル、換算値は20円高です。
イランが外貨準備のユーロを売却しドルと金を買うとの報道がありました。
2008年リーマンショック前に原油が147ドルまで上昇したときは、『原油が上昇しているのではなく、ドルが下がったんだ。ドルは紙切れ』と言い放っていた国です。
無視していいでしょう。
本日のNY金市場が下げたのは、リスク選好の動きからの安全資産買いの手仕舞い売りが出たからでしょう。
もう一段の市場全般の回復があればNY金市場は逆に調整やすがあるでしょう。
NY金で1200ドルを割れ1150ドルまでは買い狙いで。
本日、円安もあり上昇する東京金市場での新規買いは見送り。
売り建ちもリスクを考えて見送り。
あくまでも押し目があれば買うスタンスで。
NY白金7月限月は1ドル高の1550.4ドル。換算値は80円高です。
昨日の東京白金時間外市場では4531円(-22円)まで下落しました。
株式市場の上昇、ユーロや高金利通貨の上昇で東京白金市場も上昇して始まりそうです。
本日、6月1日の戻り高値4630円を更新し4700円近辺まで上昇する場面もありえるでしょう。
今後も一昨日、昨日のように押し目を入れながらの上昇は続くでしょう。
4700円を超えてくれば、5000円手前の戻りも期待できますが、値先は4700円前後の抵抗があるか否かに注意したい。
既存買い玉は維持でいいでしょう。
買い方針継続で。
<穀物>シカゴコーン7月限は5.50セント安の348.00セント、換算値は100円安です
シカゴ大豆7月は0.50セント高の932.50セント。換算値は350円高です。
シカゴコーンは年初来安値もそんなには下げないでしょう。
基本方針は変わらず、穀物市場は値位置が低いので買い玉を維持して放置でいいでしょう。
<石油製品>NY原油は73ドル後半の水準です。
昨日のNY原油は0.28ドル高。現在は時間外市場で上昇。
再び80ドル、100ドルを目指す展開でしょう。
<ハンターポイントは>白金市場は4700円までは付いていってもいいでしょう。
商品市場は基本的には強気で問題無しでしょう。