後場市況。為替の乱高下で・・・・
お疲れ様です。
午前中は鳩山首相の辞任、小沢幹事長の辞任と相次ぎ政局の不安定さから急激に円安が進みましたが、その後は円安の動きは一服し、反動もあり円高に振れました。
リスク回避で円やドルが買われる今の市場で、越の座った円安になるためには、株式市場の上昇、ユーロ安の一服など市場全般にリスクを選好する動きが必要です。
条件としては
①中国上海株式市場が回復すること
②不安定なユーロの安定
③市場心理の回復。
弱気材料には大きく反応する状態が続いており、条件③の回復が一番大変なのですが、市場参加者の心理の悪化が一番の問題でしょう。
国内商品市場は円安の収まりもあり、金市場以外は下落中。
商品市場、個別銘柄については下記で。
現在の為替はドル円が91円40銭台、ユーロ円が111円60銭台です。
日経平均108円59銭安の9603円24銭。
東京金。東京金市場は3600円近辺の動きに。
リスク回避の動きに上昇ですが、じり高で大きな上昇ともなっていません。
リスク回避の動きが続いている間は買うべきではないでしょう。
安全資産買いが上乗せされている状態で、市況全般の回復時には手仕舞いに下げる恐れがあります。
理想は市場全般に上昇し、リスク回避からリスク選好の動きになった場面での押し目買い。
NY金の1150~1200ドルは買い狙いゾーンです。
東京白金。4500円台半ばから後半の動きに。
午前中からの円安で一時4619円まで上昇しました。
ただ、鳩山首相、小沢幹事長の辞任による円安で継続性は無かったようです。
現時円高になっている最大の理由はリスク回避の円買いです。
市場全般にリスク回避の動きが収まり、市場全般に上昇して初めてこの円高の終焉となるでしょうから、しばらくは乱高下はあるかもしれません。
その中で、東京白金市場のボトムは出来ていると思います。
金市場ほどの他市場との逆相関の動きは無いと見ますが、他市場よりも早くで戻るとは見ています。
東京白金は買い玉維持、買い方針継続で。
穀物。シカゴ時間外市場はコーン、大豆とも小動き。
東京穀物市場はコーン、大豆ともにやや軟調です
基本的には値位置は低く、長期買い方針継続で。
引き続き放置します。
石油製品。NY原油は現在72ドル前半です。
先週までで下値は見たでしょう。
押していますが、再び上昇するでしょう。
80ドル回復、今夏100ドルはありと見方継続です。
現在4位まで落ちました。
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