後場市況。円高に下げるも。豪政策金利発表後はやや戻す。 | 場勘ハンターおたまるのブログ【商品先物版】

後場市況。円高に下げるも。豪政策金利発表後はやや戻す。

お疲れ様です。

後場からの商品市場は全面的に軟調な動きに。

円高やユーロや高金利通貨の下落が下げの主因です。

13時30分のRBA(豪準備銀)は大方の予想通り政策金利は据え置きました。

政策は短期的には適切としたことで、懸念されていた今後の利上げ打ち止めが薄らいだことで声明発表後、豪ドルは戻しています。

言うまでも無く、豪ドルなどの資源国通貨が上昇することは商品市場にとっては上昇要因になりますので、今回の豪準備銀の発表自体は商品市場にはプラスと判断します。

今後は昨日から前場まで下げていた上海株式市場、欧州時間の市場、連休明けの米国市場に注目。

本日の日中からのリスク回避の動きが、リスク選好の動きに変わるか、否か?

個人的にはここからの悲観的な動きは少ないと見ています。

商品市場、個別銘柄については下記で。

現在の為替はドル円が91円10銭台、ユーロ円が111円90銭台です。

日経平均56円87銭安の9711円83銭。


東京金。東京金市場は3500円台後半での動き。

昨日の水準からは大きく変わっていません。

リスク回避の動きから金市場は堅調ですが、上にもいけない状態。

理想はリスクを選好する動きからNY金の安全資産買いが手仕舞いされ下げた場面を買うのが理想。

今現在も押し目を付けそうですが、下げずにそのまま上昇の可能性もあり、売り建ちはやめたほうがいいでしょう。

押し目買いがいいでしょう。

NY金の1150~1200ドルは買い狙いゾーン。


東京白金。4600円をはさんだ動きに。

4584円まで下げるも、豪準備銀の政策金利発表後は高金利通貨を中心にやや戻しました。

4600円を値固めする動きにでしょう。

ユーロや高金利通貨が下げた場面でも底堅く推移した東京白金市場。

南アの電力供給の問題もあり、供給面は不安定です。

外部市場が回復で一気に上昇もあるでしょう。

東京白金は買い玉維持、買い方針継続で。


穀物。シカゴ時間外市場はコーン、大豆とも小幅安。

東京穀物市場はコーン、大豆ともに続落です。

基本的には値位置は低く、長期買い方針継続で。

放置します。


石油製品。NY原油は現在73ドル後半です。

先週まで下値は見たでしょう。

80ドル回復、今夏100ドルはありと見方継続です。


現在4位まで落ちました。

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