先週末は格下げに下げ。週明けの日本市場は?
おはようございます。
先週末の米国市場は格下げによる下げでした。
ぽち、お願いします。すみません。
格付け機関フィッチがスペインの信用格付けを格下げしました。
米国市場は株式市場などがメモリアルデーの3連休を控え利益確定の売りが出やすい中、欧州市場がクローズしてからの格下げの発表。
米国市場に売り物が集中する形になりました。
言ってしまえば相変わらず弱気の材料には反応しやすい市場ということでしょうが、発表のタイミングが悪意を感じます。
NYダウは122.36ドル安の10136.63ドル
商品市場もリスク回避の動きから金市場のみ小幅に上昇し、他市場は全面安です。
ただ、商品市場の下落は限られるでしょう。
個別商品市場においては下記で。
ドル円は90円90銭台、ユーロ円は111円70銭台です。
<貴金属>NY金6月限0.3ドル高の1212.2ドル、換算値は7円高です。
先週末の東京金時間外市場は一時3530円(-35円)まで下落しました。
先週末の欧州時間はリスク選好の動きから金市場の以外の商品市場が上昇し、金市場が下落する場面もありましたが、米国時間で機関フィッチがスペインの格下げをしたことで市場はリスク回避の動きに逆戻りしました。
再びNY金市場のみ上昇となりましたが、今回のリスク回避の動きが落ち着けば目先は下げるのではないでしょうか?
市場は弱気材料に反応しやすいですが、金市場は安全資産として買われ、東京金市場でも個人の買い残が気になる水準の内部要因。
目先は調整の可能性が強まってきており、金を売って白金を買うのも面白いでしょう。
買い玉は手じまいし、押し目を待ってみてもいいのでは?
NY金で1150~1200ドルが押し目買いゾーン。
東京金市場では3400円近辺が理想です。
NY白金7月限月は3.5ドル安の1549.4ドル。換算値は30円安です。
先週末の東京白金時間外市場では4625円(53円高)まで上昇しました。
米国市場がリスク回避の動きから下げましたが、今は4700円まで戻る過程でしょう。
4204円で押し目完了は疑いでしょう。
押し目を入れながらの上昇でしょうが、4700円まで戻り、100円以上押す場面などは今後もあるでしょう。
米国市場の休みもあり、本日は4500円台を固める動きになると見ます。
買い玉を仕込んでいない方は、押し目は買ってもいいのではないでしょうか。
既存買い玉は維持でいいでしょう。
買い方針継続で。
<穀物>シカゴコーン7月限は14.25セント安の359.00セント、換算値は400円安です
シカゴ大豆7月は14.00セント安の951.75セント。換算値は400円安です。
好天での下げです。
値位置は低いので、今後下げは限定的でしょう
基本方針は変わらず、穀物市場は値位置が低いので買い玉を維持して放置でいいでしょう。
<石油製品>NY原油は74ドル前半の水準です。
先週末のNY原油は0.58ドル安。
先週の動きから、地合いは完全に変わったでしょう。
押し目買い基調継続予想。
<ハンターポイントは>本日は米国、英国が休場で大きな動きは無いでしょう。
リスク回避の動きが強まり下げる場面は白金市場などは買い拾いすべきでしょう。
逆に、金市場はリスク回避の動きで上昇なら利食いで。
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