前場市況。ユーロの下げの影響は? | 場勘ハンターおたまるのブログ【商品先物版】

前場市況。ユーロの下げの影響は?

お疲れ様です。

ユーロの下げが続いています。

先々週のユーロ急落時ほど市場全般には波及しておりませんが、市場心理は冷えているようです。。

下げ気味ですのでポチをお願いできれば幸いです。

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先週末、心理的節目である1ユーロ1.25ドルを割れ込み、ユーロの下げが継続です。

市場ではユーロ発足時の1.18ドル、1ユーロ=1ドルの声が聞こえてきたのは事実です。

ユーロへの市場の弱気が強まる中、果たして全部売りは正解か否かは意見の分かれるところでしょう。

小生の考え方は株式市場、原油市場の下げは仕方が無いところですが、ユーロの下げの七掛け、貴金属や穀物下げ分の半掛け程度の影響ではとみます。

白金市場などはユーロ下落時に買い拾うべきでしょう。

詳しく、個々の商品市場については下記で。

日経平均は207円50銭安の10255円01銭

現在の為替はドル円が92円30銭台、ユーロ円が113円90銭台です。


東京金。東京金市場は3600円後半の動き。

先週末はユーロが1.25ドルを割れ込み、リスク回避の動きが強まる中、安全資産買いでNY金市場で1250ドル近辺まで上昇しました。

ただ、昨日の記事も書きましたが、ユーロが1.25ドルを割れ込み1.23半ば水準までさげていますので、ユーロ建ての金市場は1000ユーロの水準まで上昇中です。

ここ最近は安全資産買いでユーロ安時にNY金市場は上昇しましたが、この水準からは安全資産の買いは集まりにくいでしょう。

一度調整(1150~1200ドルまでの下げ、もしくは一ヶ月程度横ばい)はあるでしょう。

下値の買いがあればヘッジ売りでもいいでしょう。

白金のの買いに対する売りもいいのではないでしょうか。


東京白金。5100円近辺のの動きに。

先週末ジョンソンマッセイ社がこの半年の白金の価格見通しを1600ドル~2000ドルと発表しました。

下値は1600ドルですので4800円、上値は2000ドルですので6000円近くまで見込んでいいとの内容です。

今回これだけのユーロの問題があってこの水準で留まっているということは、先高を示していると見ていいでしょう。

今回のようにユーロ下落時に買い拾うべきでしょう。


穀物。シカゴ時間外市場はコーン小幅高、大豆小幅安

先週末のシカゴ市場はコーン、大豆とも大幅安でした。

欧州不安からの市場全般の下げで下げました。

目先さげても、価格帯の安い穀物は下げは限定的でしょう。

長期買い方針継続で。


東京石油製品。

NY原油は71ドル後半です。

原油の予想は外れています。

原油市場は欧州不安の影響が大きいようです。

もたついていますが、80ドル復活、100ドルを目指す相場と見ます。


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