後場市況。ユーロ軟調に再び下げる。
お疲れ様です。
中国の経済指標は小売売上高が前年比18.5%増と日本からすると羨ましい数字が出ていましたが、物価上昇が示されインフレの警戒、金融引き締め懸念が強まったようです。
マーケットの中心で何かを叫んでいるのはユーロなんでしょうか?
後場からはユーロが下げに転じ、全体にリスク回避の動きから円高になったことで、前場はほぼ全面高であった国内商品市場も反落しました。
東京金市場を除きほぼ全面安です。
私は為替の専門家ではないので言いすぎには注意しますが、ユーロ円ベースで見た場合、週明けに支援策発表前の水準は(先週の米国市場終了時は)116円台半ばでした。
先週の木曜日(日本時間金曜日未明)に110円台をつけたユーロ円ですが自立反発で118円までは回復しておりましたので、今回、支援策発表後に122円台まで上昇したユーロ円が調整で下げても118円近辺ではと見ています。
14時前に117円70銭台をつけましたが、押し目の下限はこの水準ではと考えます。
(個人的意見ですが)
商品市場個別銘柄については下記で。
日経平均は119円60銭安の10411円10銭。
現在の為替はドル円が92円60銭台、ユーロ円が117円90銭台です。
東京金。東京金市場は3600円近辺の動きです。
昨日までは市況全般の上昇に安全資産買いが手仕舞いされ下げる展開でしたが、再びリスク回避の動きに買われました。
今現在の環境下ではユーロの上昇はNY金市場は下落します。
本来はユーロ高ドル安はNY金市場の支援材料も、ユーロ危機での安全資産買いのプレミアムが30~40ドルはプラスされているのではないでしょうか?
買いは最小枚数のみ残し、大きな押し目があれば買い方針で。
東京白金。5100円を維持できず、5050円近辺まで押しています。
円高、ユーロ安、昨日の大幅高の反動安が出始め、市場全般にリスク回避の動きが出たこと下げ要因。
ただ、ジョンソンマッセイ社の17日の需給報告は期待できるでしょう。
買い玉維持、買い方針継続で。
穀物。シカゴ時間外市場はコーン下落、大豆小幅にに上昇。
東京穀物市場も前場は上昇も、円高に後場からはマイナスサイドに。
基本的には長期で押し目買い方針継続ででいいでしょう。
石油製品。NY原油は現在76ドル半ばの動き。
ユーロの下げで時間外市場も反落しました。
80ドル回復、今夏100ドルはありと見方継続です。
2位でも非常にまずいのでぽちっちと押してください。
本当にお願いします。