脳死。その2。 | タロットカード占い【京都城陽 宇治 京田辺 八幡 枚方】

タロットカード占い【京都城陽 宇治 京田辺 八幡 枚方】

物事をスピリチュアル的に捉えるのではなく タロットカードで現実的・実際的に鑑定させて頂きます。

松井山手美容室 HEADS hair

フロント Kazumiですっ!!


早速 昨日の続き~パー  脳死。  


「もう 実家には二度と行かない。

お父さんとも二度と会うことはない。」


そう父に言い放った私。


そしてその後 ほどなくして

父はかねてから温存していた、

大動脈瘤手術のため入院しました。

もちろん、姉や私に黙って

入籍再婚した父を許せずにいた私は

一切、お見舞いに行きませんでした。


そう、お見舞いには行かなかった・・・・

お見舞いには・・・


でも、

実家屋・土地相続のための

遺言を父に書いてもらうためと、
(実家だけは後妻に絶対取られたくない、

そう思った私と姉は、行政書士さんにお願いして、

早々と、父の遺言書作成手続きに着手したのです)

医師からの手術説明のため、姉と私が呼ばれた時。

この二回は 病院に出向きました。


でも それは、お見舞いじゃない、

お見舞いなんかじゃない、、、汗


その二回とも、父の顔など一度も見ず、

終始、私は 冷酷な言動だった・・・


病院の休憩室で、遺言書を父に書いてもらい、

サッサと病院から帰ろうと席を立った姉と私。

時間はちょうど お昼時だった。

きっと父は、私達とお昼ごはんを一緒に食べようと

思ってくれていたのだと思います。


でも、私と姉はすぐエレベーターに乗り込みました。

チラリと目にした光景は、エレベーターの前で、

寂しそうに笑って 私と姉を

見送ろうとしてくれていた父の姿。


それでも私は一切、父とは目を合わせませんでした。

かすかに、父の背中を、

窓からの太陽の光が差していたように

記憶しています。


いつまでも私と姉を見送る父を残して

エレベーターの扉が閉まりました。


できる事なら、

できる事なら、

あの瞬間に 時が戻ってほしい。


そして どうか 私にもう一度 

チャンスをください。


すぐさま エレベーターから飛び降りて

父の元に走って行って


「お父さん、ごめんね、ごめんね、本当にごめんね。

そして、そして、結婚、おめでとう。」

って 謝りたいのです。

そして父と一緒にお昼ご飯を食べたいのです。


でも、神様は私に天罰を与えました。


つづく。

脳死。一生の後悔。





 
にほんブログ村


にほんブログ村