● シニアが欲しいものは「幸せ」より「お金」?
こんばんは。FPの前田です。
これってホント?というアンケート結果が出ました。
博報堂生活総合研究所さんが、60~74歳を対象に実施した意識調査で、
欲しいものは「お金」と回答した人が40.6%となり、「幸せ」の15.7%を大きく上回ったそうです。
この調査は、欲しいものを「若さ」や「名誉」など20項目から三つを選ぶやり方で、
1位の「健康」や2位の「安定した暮らし」に次ぐ3位に「お金」だったそうです。
一概には言えませんが、2位の「安定した暮らし」と言うのも、「お金」が大事になってきますよね。
また46.7%が「先の見通しは暗い」と回答しているようで、博報堂の担当者は、
「老後が長期化し、生活の見通しは暗い状況で、現実的なお金を求める切実な気持ちがうかがえる」
などと分析しています。
この調査は1986年から10年ごとに同じ方式で実施され、今回が4回目だそうですが、前回はどうだったのか?
実は30年前との比較もありますので、
ご興味があるかたはこちらの「シルバー30年変化」をどうぞ!
とにかく団塊世代が一斉にシニア入りしたこの10年が大きく変わっているようです。
それにしても、この結果を見て、最初は現在のシニアは、「幸せ」だから、現実的な「お金」を選んだのかと思っていましたが、どうも違うような?
うーん、自分ももうすぐ、この年代になるんですが、残念ながら、やっぱり「お金」は上位にきますね 笑。
もっと国が社会保障に力を入れてくれて、不安の無いセカンドライフを送りたいものですが、将来の人口構成比とか見ても、これ以上若い人に負担はかけられないし、やはり自助努力が必要ということです。
今現在、お若いあなたが、シニアになる時、どの項目が一位になっているのでしょうか?
「幸せ」?「お金」?「安定した暮らし」?それとも???
とにかく、お金にはできるだけ苦労しないセカンドライフを迎えたければ、やはり今から準備することが必要ですね。
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