まずはじめに、パーキンソン病は脳内でドーパミンという神経伝達物質が減少し、徐々に運動機能が障害されていく進行性の神経疾患です。

進行のスピードは様々ですが、多くは年単位でゆっくりと症状が進み日常生活もじわじわと制限されていきます。

はっきり言ってこの進行を止めてよくさせることは、クレニオセイクラル・オステオパシーでも無理です。ただ、今現在は、良い治療薬L-ドーパいうお薬でかつては手の施しようのなかったこの病気は、症状を改善させることが可能になり、余命も延びたとされてます。

では、クレニオセイクラルで何を改善させることができるのか?

一番の目的はパーキンソン病による自律神経障害の改善です。

内臓諸器官は、自律神経によって無意識のうちに調整されています。

その代表的な症状の一つが胃腸の働きの低下に伴う便秘です。

パーキンソン病の患者さんのほとんどが頑固な便秘を抱え、苦しんでいるといってもいいでしょう。抗コリン薬を服用している場合、その副作用として便秘が生じることもあるようです。

起立性低血圧もよくみられる症状です。自律神経は足の血管を自動的に収縮させて、脳の血圧が低くならないに調整しています。パーキンソン病の患者さんの場合、そうした血圧の自動的な調整がうまくいかなくなるため、立ち上がった瞬間に血管が急激に低下し、立ちくらみを起こすわけです。

このほか尿が出きらない排尿困難や頻尿、尿失禁などの排尿障害や、体温の調節障害によって、手足は冷えやすくなり、足にむくみが出ることもあります。また、体は汗をかかなくなる一方で、顔からはひどく汗が出て、脂ぎった顔になります。

精神症状については、次回に書きたいとおもいます。

前回の話のつづきです。

O様 40歳手前でパニック障害を克服して、いままで出来なかった事のうっ憤を晴らすかのごとく 休日は一人で電車に乗りショッピングに出かけたり、映画を見たり、美味しいものを食べに行かれたりと、もちろん仕事もバリバリとされてる様で充実した日常生活が出来るようになって!

いままでの20年間はなんだったのか・・・過ぎてしまった時間は取り戻すことはできませんが、

いままでが辛い生活をして来たんだから  これからは、やりたいことも全部できるし

明るい未来が待ち受けるに決まっていると思ってたやさきに(1年くらい経って)

なななっ なんと結婚が決まってしまいました!凄いびっくり

もともと、美容関係の仕事をされてるせいもありますが,奇麗な顔立ちでもあったので幸せが直ぐに舞い込んできましたね!しかも超 玉の輿で旦那様になる方は何関係のお仕事をしてるのかは聞かなかったのですがスーパーリッチな方を見つけてしまったんです!

20年も苦しかったからこれだけの見返りがあって当然だと思いますよ!

お住まいも新宿の高層マンションにお住まいだと伺っております。

結婚式を終えられから、一度お礼の言葉を言いに来院されましたが幸せオーラが漂ってましたね さらに相談があるとのことでお話を聞いたら新婚旅行でヨーロッパ1週してくる予定なんですが流石にヨーロッパまでのフライト時間がまだ自信がないとのこと、う~ん、もったいない

結局あとで聞いたら、ヨーロッパは中止にしてその分の浮いた予算で、両家のご夫婦を招待してグアム旅行に切り替えたみたいでした、グアムでしたらフライト時間が3時間くらいですもんね。まだ完全にお薬を手切れることが出来ないので妊娠したら薬を止めなきゃいけなくなるからどうしようと頻りに心配されてましたが。そうしたら うちに来ればよいと言ってあげました。

因みに妊娠中のオステオパシ-のクラニオセイクラルは安全で非常に良いことなのでお産のときもすごく楽に出産できますよ!

 

O様、いつまでもお幸せに!

 

 

 

女性として一番の女盛りの20代.30代をパニック障害でほぼ台無しにしてしまった方の治験例です。

おそらく20代の前半に身体の不調を訴えて、心療内科にて、診察と薬の処方を受けてた方で

自宅で母親が美容院を経営しているため、自身も美容師の資格を取り母親と一緒にお仕事をしていました。

もともとは、お母様が肩こりでうちの治療院を利用されていましたが、紹介で娘さんも来るようになりました。カルテを診なおしてみると2005年からの来院ですが当時は肩こり中心の治療でしたのでまさかパニック障害で苦しんでいるとは思わずに約2年ほどがすぎたときに、いつものように治療の予約が入り肩中心の治療を始めた時に、本人の口から実は私パニック障害なんですと告白されて、何で、もっと早く言ってくれなかったの?

だって、カイロの先生に言っても治らないでしょって言われて、治るよって言ったら!本当ですかって、、、その日から治療を切り替えて始めた記憶があるな!

仕事終わりから予約が入るので、母親に直ぐ電話を入れて、2時間くらいかかるからって言ってもらい、オステオパシーの治療を開始

この時点で2009年だったので、当時の年齢が36日37歳だったと思います。カルテによると1年目に2回だけ、翌年に3回、さらに次の年に1回、たったこれだけの治療で40歳になる前に完全に治ってしまった!

もちろん自宅でセルフケアのためにビーカムボールは渡しております。

 

患者様が来てしまったので、この続きはまたにします。

 

K様 63歳 女性 主婦

主訴

肛門周辺の違和感 下痢や便秘はない 排便時の痛みなども無し 何らかのストレスを強く感じると肛門付近の違和感を感じる。それによる不安感と自律神経失調による多汗が見られる。

肛門科に受診の結果によると、違和感自体は判らないが、肛門奥に切っても切らなくてもいい程度の痔があるとのこと、これが原因で違和感があるあ訳ではないと言われた。

治療法

仙骨と尾骨に変異がみられ、これが原因とおもわれる。

特に尾骨の変異があるので、オステオパシーテクニックを用いて矯正

骨盤はカイロプラクティックのSOTテクニックにより矯正を施した。

もちろん、頭蓋骨仙骨療(CST)にて自律神経全体の治療をほどこした

治療経過

今年の8月に来られたK様 8月17日 24日 31日と3回ほど治療

9月に痔の手術を受けるとのことで退院したら、またお願いしますとのこと。

治療結果

手術の結果が良かったのか、自分の治療が良かったのか、それとも療法の結果が良かったのかは判らないが、今はすっかり良くなり違和感も全くないとのことです。

それにより、不安感も全くなくなり あれだけ辛かったのが嘘のようだとつい先日連絡がありました。

その人によって不定愁訴を訴える部位はバラバラなんですが、早いうちにこのような処置をほどこせば意外と簡単に治ってしまいますよ!私、手技 失敗しないので。(大門未知子かっ!)

 

投稿写真

ビーカムボールのオススメ
患者さんの自宅セルフケア用としてスチールポイント 静止点誘導(脳脊髄液)を一時的に溜める装置。
今までは、テニスボールなどを代用して作って代用してきましたが、今はダイソーで手に入るボールを利用して患者さんにあげている。
効果としては
リラクゼーションの増大
痛みの減少
胃を落ち着かせる
ストレスの軽減
呼吸を落ち着かせる
心を穏やかにし瞑想をしやすくする
精神集中させる
活力を一新する など。