【まとめ】12/2 ソーシャルゲームセミナー | イセオサム会議

【まとめ】12/2 ソーシャルゲームセミナー

先週12/2に、ソーシャルゲームに特化したセミナーを開催しました。
主催は株式会社ハロと、maqs株式会社。

SAPを中心に約50名の方にご参加いただき、
市場の盛り上がりを感じることができました。

http://www.auriq.co.jp/event/2010/det/1202.html


今回の登壇者は3社から。

英国Playfishのうららったー氏:Facebook中心のソーシャルゲームから日本をみて。
モアコミュニケーションの日根氏:国内モバイル企業から見た視点
エクスクウェイドの合原氏:学生ベンチャーからみた視点

と、3つの異なる立場から語ってもらいました。


トピックスをまとめてみます。


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■モアコミュニケーション

「3割打って正のスパイラルに入る」
逆に、1発で必ずしも当たるとは考えず、
創りつづけられる仕組みを作るのが大事。

また、ベンチャーにとってはコストの圧縮が大事。
売上-(レベニューシェア費用+人+インフラ+ライツ費用)=利益
コストを出来る限り変動費化する。
そこで、クラウドサーバー。




■Playfish
英国EA傘下のソーシャルゲーム大手。
日本市場への参入も、当然市場の規模、売上を見越してのこと。

そろそろ日本デビューも噂されています。



■エクスクウェイド
慶應出身の学生ベンチャー。
GMOアプリやろうぜで見事受賞。

毎朝8:30にKPIを算出、午後には改善している。
アイテム一つ一つを取っても、細かい「なぜ?」が大事。

サーバーは同じくクラウドを活用。

ソーシャルゲームに極端なテクノロジーは必要ない。
エンジニアは、学生を連れてきたりと、低コストで調達。




■パネルディスカッション

・月初祭りについて

ソーシャルアプリでも、売上が伸びるのは月初。
月額課金CPの鉄則はコチラでも当てはまる。

でも、理由は少しばかり違っていて、
月末になるとキャリアの課金上限に引っかかるユーザーが多く、
お財布が復活した月初に皆こぞって課金をする、ということ。

衝撃のお財布事情ですね。



・アプリを出したものの、スタートダッシュに失敗したら?

Facebookでは、インバイトを盛んに行う。
モバゲータウンでは、関連アプリを作ってそこからユーザーを流したり。

それでもやはり、本体でヒットさせないと厳しい模様。



その他にも、中国は行かないほうがイイ?
という体験談や、Smartphone展開、そして大手メーカーと組むことのメリットなど、
盛り上がりました。
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次回は2月予定!
またブログ、twitter、ハロHPで告知いたします。


お楽しみに!