これからの会社スタイルを考える本5選 | イセオサム会議

これからの会社スタイルを考える本5選

Check


2010年も2/3が経過しました。
今年はアタリの本が多かったです。



その中で、
これからの会社のスタイルについて考える本5選!



成果主義の波が去って、モチベーション3.0の時代がやってきた!と考えると、
これまでサービス残業してきた日本人のマインドに、今の時代は合ってるのでは?





1,ザッポスの奇跡 The Zappos Miracles―アマゾンが屈したザッポスの新流通戦略とは/石塚 しのぶ

¥1,575
Amazon.co.jp

言わずとしれたベストセラー。

顧客は、人間の顔をした企業を求めている。
つまり、社員と顧客の触れ合いがブランディングになりえる。
twitterを積極的に活用するのもここであろう。

そのために必要な文化は、社員を全面的に信頼すること、
マネージャーが監督ではなく、メンバーを応援するチアリーダーであることなど。




2,奇跡の経営 一週間毎日が週末発想のススメ/リカルド・セムラー

¥1,890
Amazon.co.jp


オプトの鉢嶺さんも読んでるみたいです。
これも社員への信頼をベースにした考え方。

社員はおとなである。だから信頼すること。
コントロールを放棄する、といった発想を持つこと。
経営陣は軍隊の司令官ではない。オーケストラの指揮者だ。

舞台となるセムコ社がブラジルであるのもGOODです。





3,プレイフル・シンキング/上田 信行

¥1,680
Amazon.co.jp

武山教授オススメの本。

Playful companyとは、
個々人が真剣に楽しみながら仕事に取り組み、
ワクワクドキドキする共同作業から、
新しいアイデアやイノベーションが生まれてくる組織

※ビジョナリーカンパニーとは角度の違う考え方です。




4,社員をサーフィンに行かせよう―パタゴニア創業者の経営論/イヴォン シュイナード

¥1,890
Amazon.co.jp

矢野氏が持ち込み、ハロでも流行った本。

「責任感」 自由と責任。上司にお伺いを立てず、自分でジャッジすること。
「効率性」 午後にサーフィンに行くことが決まっていれば、効率的になるものだ。
「融通をきかせること」 自分で時間配分をし、最高のパフォーマンスを出す。平日昼間にサーフィンしてもよい。
「協調性」 誰かがいなくても、代わりに対応できる人間が常にいること。

人生を楽しむために会社があるようにしたいですね。




5,
モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか/ダニエル・ピンク

¥1,890
Amazon.co.jp

成果主義で人間が動く時代は終わった。
これからは、自律、熟達、目的を持って仕事をするんだ。

下記をイメージすると、それが分かるはず。
・自分がフロー(没頭している)に入っているのはどんな時?
・自分を一言で表すと?
・朝、自分を目覚めさせるものはなんだろう?
・夜、自分を眠れさせなくするものはなんだろう?



でも、考えて見れば、サービス残業してた高度経済成長期の日本人って、
フロー状態だったんじゃないかな。

当時、日本の未来に期待していて、
自分のすべてを投入してきた自分の父親くらいの世代。

仕事が楽しかっただろうし、
それが正解だったんじゃないかな。