【TSB】ロンおじさんの贈りもの
- 経営陣のあり方について考えるため、
- ロンおじさんの贈りもの―30日間ビジネス・レッスン/岡村 勝弘
- ￥1,401
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経営コンサルの岡村さんが書いた、
物語仕立てのビジネス書。
２年前に読んだときはピンとこなかったが、
今は納得できる点が非常に多い。
視野が広がったんだと思う。
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■章ごとのまとめ。
１、社外の力を利用する
経営者の思考力は、
社外の力を活用することで高められる。
生まれながらにして経営者の才覚を持っている人間
「いざという時に、必ず不思議な勘みたいなものが働いて、
おどろくような方法で状況を打開していくんじゃよ」
→救世主のような人物が「助けたくなるような不思議な魅力」
＝経営者としての器
＜商品についてメモ＞
・売れる商品は、お客様の顔が鮮明に見えている。
・大ヒットする商品は、メリットを一言か二言で言える
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２、社内の力を結集する
合宿の会議内容が物語として、述べられてます。
■経営陣が一枚岩になるには、下記を共有すること
１、五年後はどんな会社にしたいか
２、自社のSWOT分析
３、自分の果たすべき役割
加えて
４、五年後、自分はどうなっていいたいか
５、自分自身の個人的な強みと弱みはなにか
→創業当初は独裁政治で上手く行く可能性がある。
が、その後は経営チームでの民主政治が有効。
そして、チームで戦略を立てることが必要。
壁を突破するためには、力を一点に集中させることが必要。
■役割分担
・ビジョン策定
・事業計画立案
・ファイナンス
・経理
・営業
・商品開発
・人材育成
・人材管理
＜ポイント＞
・会社全体の重要課題はすべて全員で担当すること。
・具体的な仕事についても、役割分担をしつつ、
足りない点をカバーする担当を置くこと。
・経営チームは、毎週意思の確認を行いながら
重要事項を決めていくこと。
例）
・新商品開発：開発担当+全員（営業担当、財務担当、人材担当、社長）
・営業 ：営業担当 +商品開発担当
・人材育成 ：人材担当 +開発担当、管理担当
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３、社内の力を育てる
■事業計画の策定
・ベース
・営業
・開発
・人事ほか
を分担して作るのではなく、
各個人が会社全体の事業計画を作ること。
＜事業計画の内容＞
・市場分析、市場の機会、競合商品、競合会社
・自社の強み、自社の競争優位性
・顧客から見た価値、売り上げ計画、収益計画、資金計画
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続きはまた次回！