キャラクターに接する全ての皆様へおしなりくんからのお願いです
おしなりくんともお付き合いのある、兵庫県尼崎市を中心に活動している、「ちっちゃいおっさん」のFaceBookで本日なされた投稿について、おしなりくんからもメッセージがあるそうです。
ちっちゃいおっさんFaceBookページ
https://www.facebook.com/chicchai.ossan3#!/chicchai.ossan3
みなさんこんばんは。
今日は、みなさんに悲しいお話しと、こう言うことを僕たちにしないでほしいと言うお願い事があって、ブログの方に書かせて頂く事になりました。
上のお写真は、３月３１日に岐阜県岐阜市柳ヶ瀬商店街に、お友達のやななちゃんの引退イベントにお出掛けした時に、去年のゆるキャラサミットin羽生で会って以来、久しぶりに再会した、兵庫県尼崎市のちっちゃいおっさんと遊んでいる所です。
この、ちっちゃいおっさんが昨日、京都のイベントにお出掛けした際に、辛い思いをされたと言うお話しを、自身のFaceBookに書き綴っています。
ぼくたち、「ご当地キャラ」とか、「ゆるキャラ®」とか、「キャラクター」と言われる人達は、誕生させて下さった人達の想いのこもった存在です。
姿形に関係なく、僕たちは人の「想い」が詰まっている存在なんです。
それは、「夢」であったり、「希望」であったり、「癒やし」であったり、「楽しみ」でもあるんです。
だから僕たちは、行く先々で接する全ての人達に、楽しんで頂いたり、和んで頂いたり、喜んで頂いたりして、僕たちをはぐくんで下さった人達のメッセージを、日々、様々な形でそれとなく穏やかにお伝えしています。
そんな僕たちには、みなさんに見て頂きたくない事、みなさんにして頂きたくない事がいくつかあります。
それは、僕たちにも生きる権利があります。
僕たちは、姿形がどのようなものであっても、誕生させて下さった人達の想いや意思が詰まっている、話せても、話せなくても感情を持つ存在なんです。
ちっちゃいおっさんはリアルな事を書いているけれども、僕たちの魂は、僕たちを誕生させて下さった人達の「志」がこもっているものです。
みんな、色々な想いを抱いて、僕たちを生み育てて下さっています。
僕たちは、そうした人達の想いを絶えず抱いて、接して下さる皆様の笑顔を見たくて行動しています。
でも、僕たちにいわれの無い仕打ちをして、僕たちと親しんで下さっている皆さんの笑顔を曇らせたり、涙雨を降らせるような事をする心ない人達が最近増えています。
僕の場合は、東京都墨田区押上・業平橋地区の街に暮らす人達が、東京スカイツリーが出来ても、みんなが笑顔で仲良く暮らして行けるようにとの想いを込めて、世の中に送りだして頂いています。
それは、どんな街のキャラクターさんでも、どんな団体のキャラクターさんでも、どんな企業のキャラクターさんでも、どんな人の集まりのキャラクターさんでも、支えて下さっている人達の想いを抱いて活動している、それらの人達の「顔」であり、「心」であることに変わりはないと思います。
もしも、自分が、突然危害を加えられたり、いわれの無い仕打ちを受けたらどう思われるのでしょうか？
僕たちも一部のお友達を除いては、ネット媒体以外で言葉を口に出すことができません。
物言えぬ僕たちにも「感情」はあります。
でも、僕たちは皆さんを和ませる為に活動しています。
多くの人達の期待を担って活動しています。
なされるがままに我慢するか、逃げることでしかそう言った不可抗力を避ける術がありません。
これは、僕たちの活動を支えて下さっているスタッフにしても同様です。
自分達の掲げる理想、目標の為に、街などのPRを穏やかに、和やかに、楽しく行う為に僕たちキャラクターを起用して活動しています。
そして、ご当地キャラクターと言われる僕たちキャラクターの活動を支えて下さっている人達の殆どが、ボランティア状態で活動しています。
僕たちご当地キャラクターの活動は、グッズ販売やPR活動、そして、僕のような商店街のキャラクターは、商店街の限られた予算の中から拠出して頂いた資金を元に活動しています。
でも、多くの人達にPRして行く為には、そう言った資金以外の物が必要になります。
そうした不足した物を補うのは、最終的にはスタッフの人達や、ファンの方々のお志無くしては出来ないと言う実情があります。
中には、自分の生活を犠牲にして取り組んでいらっしゃる人達もいます。
メディアで取り上げて頂いても、PRにはなっても、直接活動をしている人達の収入となる物は少ないのが実情です。
そのような状況の中で、僕たちの活動をサポートして下さっているのが、「（社）日本ご当地キャラクター協会」や、「関東キャラ連盟」と言った、キャラクターの運用を担う人達が集って出来た団体さんです。
それらの団体さんは、キャラクターの活動の円滑化、活動環境の向上、活躍する場の提供を目指して、僕たちキャラクターと、僕たちを運用するスタッフの活動をサポートして下さっています。
それでも、まだまだ、今回、ちゃっちゃいおっさんが遭ったような出来事は、日常的に起こりうる状況にあるんです。
そういう、悲しい出来事が起こらないように、僕たちの活動について啓発・啓蒙する本を書かれた人達もいらっしゃいます。
ゆるキャラ論～ゆるくないゆるキャラの実態～
http://binb-store.com/index.php?main_page=product_info&products_id=15008
僕たちの活動は、接して下さる皆様を和ませる活動をするのと、もう一つ、僕たちを運用して下さっている人達の活動、街のことであったり、取り組みであったり、企業・製品の事であったりを知って頂きたいと言う想いが、前のほうで書いたようにあります。
僕たちに傍若無人な行為をすることは、そう言う人達の想いを踏みにじる事になると言う事を考えて頂きたいのです。
僕たちは、色々なパフォーマンスをしたりとかしますが、ふざけたり、タダ遊んだりしているのでは無く、多くの人達と仲良くなりたい、自分達の活動の意味を知って貰いたい、そう言う想いで、楽しく、分かりやすく、親しみやすい事をして、自分達も楽しめなくては、皆さんに楽しんで頂けないと言う想いで取り組んでいて、至って真剣なんです。
今回、ちっちゃいおっさんが話していることは、そうした僕たちの取り組みを踏まえて、余りにも悲しい出来事であったから訴えているんです。
どうか、自分の身に起こっている事と思って考えてみて下さい。
同じ事をされたら、自分も嫌な思いをされるのではないでしょうか？
ですから皆様にお願いです。
僕たちは目立っていても立場の弱い存在なのです。
そして、デリケートでもあるんです。
大事なお友達と接するように、接して頂けると嬉です。
そして、そのように接して頂けた人達の期待を裏切らないように僕たちも頑張ります。
よろしくお願い致します。
おしなりくん
おしなりくん運用スタッフ一同