前日は、肩にフォーカスしていたけれど、
以前から右手を使うと小胸筋が疲れるので、今日は胸にフォーカス。


肩と胸は表裏一体だし、できれば一度に弛めたい。


小胸筋は大胸筋の下層にあるけれど、
触れて弛める方法を見つけた。


脱力トレーニング(身体の脱力法)は、だいたい概観が出来上がった。


フィンガートレーニングもやってみる。


肩のニュートラルポジションがわかった。
鍵盤を下まで入れすぎないで済む。


アクロバティックな身体の動きをする必要はないので、
身体はできるだけ弛めればいい。


ただ、肩腕手指はピアノ用に特別に動かなければならない。


フィギュアスケートで例えるなら、スピンやイナバウアーをしたいから、
普通の人がやらない、そのための訓練をすることになる。


ピアノも、指を拡げて音をつかんだり、本来連動して掴む動きをする手指を
バラバラに動かしたり、鍵盤上をあちこち滑らかに指をつないで行ったり、
もっとキレイな音を出したいからとしなやかに動いたり、
色々なピアノに関する特別な技術が欲しい。


そのための練習だから、ただ弛めればいいというわけではない。
弛めてその上でどんな動きをしたいのか。


ここは、細かく部位別に使う必要がある。
なぜなら、音色の変化や、楽に弾くことのために。


そして、身体がいつも上手く使えるとは限らないので、
そんな時は疲れが出るから、メンテナンスのために弛めてあげたい。


身体より前に腕を出して、腕を使うときに胸の筋肉も連動して
使うから、やっぱり胸は縮む。


猫背はエネルギー伝達が曲線でスムーズになるから悪くないし、
背中は弛むけど、胸は収縮して疲れる。


胸郭を立てて弾くと、全く力をいれずにfが出せる。


胸郭を立てれば、たぶん胸の疲れは軽減されるけれど、
曲想によって、いつもいつも立てているわけにはいかない。


弾いている時は、常に肘が曲がっているから、肘を曲げている
腕の筋肉(腕橈骨筋と前腕二頭筋)が緊張している。


ここが固まりすぎると、身体からのエネルギーが手先まで
届かなくなって、せっかく身体が脱力できていても、
手先だけで弾くことになるので、ここも重要。


まだまだ続く・・。


腕



Satoko.O