脳ミソ?   中の人 | 押川雲太朗の万事いいかげん

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漫画家 押川雲太朗のブログ。日々の何でもない事や、たまに仕事の告知など、書いていきます


こんにちは、中の人です。

古いスマホを機種変更しに行きました。
2年縛りの事をすっかり忘れていて余計な出費をしてしまいました。
バカだぁー。


さて、人間は頭が良い生き物だと言います。


知性の根源とはなんなのだろう
人間はいつから人間なのだ  という昔からある疑問ですが。

懐かしく古いSFだと、脳ミソが知的なものを担っている風に扱われてたりします。科学史が専門の人が書いた文章で、人間感は時代によって変わるというものを読んだことがありますが、そういえば、IT業界に進んだ友達が、人間の頭をコンピューターにたとえていたっけ。

友人のコンピューター説には納得がいかなかったので、脳の本を読んだりしました。活動電位、軸索、A10神経、エンドルフィン、色々・・・。んむ、ぼんやり掴めた気はする。
研究者が、どのようにアプローチするのかの具体例は知れたけど、いや、それじゃないんだ自分の疑問は。
(この手の本を読んだのは、もう大昔なので、また新しい事が加わっているかな)


中の人の素人的な見方ですが、
一つの人格を作るのには、タマとかのホルモンの影響もあるだろうし、長期で見た身体全体の健康状態も心のありようを変えるでしょう。

(なんか、例の話題の俳優さんの騒ぎ方、ひどかったなぁ)



さて、動物を見てみると。
「こうすると、こうなる」というのは動物でも覚えるらしい。

・チンパンジーが蟻塚の穴に木の枝を突っ込んで、その枝に掴まって来た蟻を食べる
(同じようにして木の幹から虫を釣る鳥もいたはず 曖昧 間違いならご免なさい)

・カラスが貝をアスファルトに落として殻を割る
・犬がドアノブにジャンプしてドアを開ける


犬の頭の中で「ドアノブを引き下ろすとドアが開く」という文章が出来ているかどうかは分かりませんが、「こうすると、こうなる」を習得して生きているのは人間だけではないように見えます。


そもそも、その人間も日常の行動のほとんどを、いちいち頭で文章化しないでこなしていませんか。(いや、それは中の人基準だから。もっと頭回転させとるわいという方にはスミマセン)




知性の元や、どのように獲得したかは中の人には結局分かりません。神経の塊、集団というハード的な部分より、どのように人と共有するかの部分も大きい気がします。

「こうすると、こうなる」の積み重ねで宇宙ステーションが軌道を回る所まで来たのならスゴい事ですねぇ。


あ、そうだ。スマホの機種変更で余計な出費をした事で今さらながら学びました。
あれこれに関心を持っていれば、バカな(損な)選択を避ける事は出来る事が多いと。