どうも、はちごろうです。


先日、2013年度のキネマ旬報のベストテンが発表になり、
邦画の一位は「ペコロスの母に会いに行く」、
洋画の一位は「愛、アムール」に決まりました。
というわけで、私の方も昨年度のベストテンを決めたいと思う。




1位 世界にひとつのプレイブック
2位 きっと、うまくいく
3位 そして父になる
4位 地獄でなぜ悪い
5位 風立ちぬ
6位 かぐや姫の物語
7位 パシフィック・リム
8位 シュガー・ラッシュ
9位 ゼロ・グラビティ
10位 R100



1位に関しては本年度ベストワンというよりも、
生涯ベスト級に大好きな作品になりましたね。
笑えて泣けて、いろいろ考えさせられました。
作品の質もさることながら、個人的に思い入れの強い作品で、
もうブルーレイも買ってしまいました。
2位はもう、娯楽作品としては断トツの面白さですね。
インド映画なので上映時間は3時間ありますが、
これは上映中何度も笑って、何度も泣いてしまいました。
本来ならば1位でもおかしくないのですが、
まぁ、感覚としては同率1位って感じですね。
3位はとにかく演出力がすごいことになってて、
いちいち「うまいなぁ・・・」って感心してて、
4位は映画愛、映画を作ることへの愛が
むせ返るほどあふれてて最高でした。
5位と6位はジブリの両巨頭の新作ですが、
10代、20代とジブリで育ってきた身としては
いろいろと考えさせられるものがありました。
7位と8位の共通点は「日本のオタク文化」でしたね。
特撮やアニメ、ゲームに影響を受けたクリエイターが
オマージュを捧げて作られた作品で、
どちらもツボにはまりまくりでした。
9位は元日に観てきたんですが
映画館で、しかも3Dで観ることを前提にした
まさに「映画館で観る」ための作品でした。
で、10位に入れた「R100」なんですが、
もちろん本作の評判が悪いのは知ってます。
ですが、これも個人的な事情でベストテンに入れました。
松本映画の性質がわかれば理解しやすいんですけどね。


さて、は今年もこの10位前後にひしめく作品、
いわゆる「もうすぐベストテン」という作品がいくつかあります。
公開順に、



・ ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
・ ジャンゴ 繋がれざる者
・ ザ・マスター
・ モンスターズ・ユニバーシティ
・ クロニクル
・ セッションズ



といったところでしょうか。
これらは実質的には同率11位ってところですね。


さて、では次にワーストの方も。



1位 ガッチャマン
2位 アウトロー
3位 悪の法則
4位 ダイ・ハード/ラスト・デイ
5位 終戦のエンペラー



例年、ワーストは出来そのものよりも
期待値に対して出来のまずさの落差で選んでるのですが、
1位のガッチャマンは期待値が低かったのにもかかわらず
それを凌駕するほどの出来のまずさでダントツでした。
で、2位と3位はタマフルではかなりの高評価で、
完全に私の解釈が浅かったためのランクインですが、
やはり失望してしまったのは確かなので上位に入れました。
だから今回も純粋に「つまんなかったなぁ」ってのは
4位以下の作品になるでしょうか。
まぁ、ダイ・ハード5はもっと上位でもいいんですけどね。


というわけで、2013年度オレ旬ベストテンでした。
今週はゴールデングローブ賞にオスカーノミネーションと
着実に賞レースが進んでいきます。
今年もオスカーノミネーションは速報を打つ予定です。