ホワイトアウト | 元レンタルビデオ屋店長の映画感想

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ホワイトアウト [DVD]/ケイト・ベッキンセイル,ガブリエル・マクト,コロンバス・ショート

ハードボイルド作家グレッグ・ルッカの同名グラフィック・ノベルを「アンダーワールド」のケイト・ベッキンセイル主演、「ソードフィッシュ」のドミニク・セナ監督で実写映画化したサスペンス・アクション。過酷な冬の季節目前の南極を舞台に、ミステリアスな死体の発見によって図らずも南極で最初の殺人事件に立ち向かうことになったアメリカのタフな女性捜査官キャリー・ステッコが、迫り来るタイムリミットと想像を絶する自然環境に苦戦しながら犯人を追いつめていく姿を描く。共演は「ザ・スピリット」のガブリエル・マクト。
 アメリカの南極観測所“アムンゼン・スコット基地”。キャリー・ステッコは、この極寒の地で働く唯一の連邦保安官。事件など起こりようもなく、せいぜいが雑用ばかりの退屈な日々を送っていた。ところが、冬を控え、あとは数日後に迫った最終便で帰国の途に着くだけと思っていた矢先、他殺体の発見という驚くべき事件に遭遇する。それは紛れもなく南極で起きた最初の殺人事件だった。最後の飛行機が出るまで残り3日。さっそく捜査を開始したキャリーだったが、そんな彼女の前に“ホワイトアウト”という極地特有の過酷な自然現象をはじめいくつもの危険が立ちはだかる。


これね、余計なエピソード入れ過ぎ。なので物語自体が散漫になり、なんとも微妙な作品になってしまっている。ケイト・バッキンセイルが凍傷になり、指を落とすとか、マイアミであった出来事がトラウマらしく随所にフラッシュバックで出てくる。描きたい事はわからんでもないが、謎解き映画なんだから、周りの人間の深い闇とか、南極ならではのエピソードの効果的なものを入れて欲しかった。無理やり“寒さ”でそうなった感があるんだよなぁ~。ハードボイルド作家の作品なら、もっと骨太な映画でもよかったんじゃないかな?

これを見るんだったら「コールド・プレイ」1.2見た方が全然オモロイ。

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