シャーロック・ホームズ | 元レンタルビデオ屋店長の映画感想

元レンタルビデオ屋店長の映画感想

映画の感想、自分の好きなもの色々書いています。宜しくです。

元レンタルビデオ屋店長の映画感想
オフィシャル・サイト

 世界一有名な私立探偵シャーロック・ホームズの活躍を、天才的な観察眼と推理力はそのままに、ワイルドな武闘派として描いたミステリー・アドベンチャー。相棒のジョン・ワトソンと共に、殺人鬼の画策する巨大な陰謀の阻止へ挑むさまがアクション満載で繰り広げられていく。出演はホームズ役に「アイアンマン」のロバート・ダウニー・Jr、ワトソン役に「コールド マウンテン」のジュード・ロウ。監督は「スナッチ」のガイ・リッチー。
 19世紀末のロンドン。若い女性が次々と不気味な儀式を思わせる手口で殺される連続殺人事件が発生。ロンドン警視庁(スコットランド・ヤード)も捜査に手こずる中、名探偵シャーロック・ホームズがこの難事件解決に立ち上がる。はたして、持ち前の超人的な観察力や記憶力、推理力でたちまち犯人の居所を突き止めるのだった。だがその犯人、邪悪な黒魔術を操るブラックウッド卿は、巨大な闇の力とのつながりをほのめかし、すぐ復活すると言い残して処刑される。するとやがて、ブラックウッドが本当に甦ったとの報せが。そしてブラックウッドは、ある秘密組織の頂点に立ち、全世界を支配するという野望の実現へ暴走し始める。ホームズはその邪悪な陰謀を食い止めるべく、相棒ジョン・ワトソンとの名コンビぶりを発揮しながら、ブラックウッドを追跡するのだが…。
シャーロック・ホームズをガイ・リッチーがどう料理するのか楽しみだったが、随所にガイ・リッチーらしさがあり、アクション満載で楽しめたのであった。しかし、軽快な語り口の会話とテンポも良いのだが、少々野暮ったさがあり、長く感じるのは残念なところだ。

ホームズが頭で考えた映像が流れ、その後から実践するという手法は、マスター・キートンを思い出すが、面白い手法ではあった。だが、それを何回も繰り返されるのは飽きてしまう。伏線は出来ているのだから、お得意の超カットで、短くしても良かったんじゃないのかな~とは思った。例えば、2回目以降からは、マトリックスのような映像で、人物をグルッと回しながら、早口で攻撃する箇所を語ってアクション・シーンなんてやり方でも良かったんではないかと思う。

音楽は、やはりセンスが良いなぁ。ガイ・リッチーの作品見るといつも音楽は何を使われているのか検索したくなる。

元レンタルビデオ屋店長の映画感想

元レンタルビデオ屋店長の映画感想

元レンタルビデオ屋店長の映画感想

元レンタルビデオ屋店長の映画感想