昨日、廃墟の鳩が明らかに誤植と書いたのですが、音楽雑誌としての誤植であって、調べてみると、廃墟と廃虚、どちらが正しいのか、、、、
YAHOO知恵袋のベストアンサーによれば、本来は廃墟ですが、廃虚は代用表記(同じ音の漢字を統一すること)として使われていますのでどちらでも大丈夫です、とのこと。
ザ・タイガースのシングル盤のジャケット、サイケデリック体?なので少しわかりにくくなっていますが、「廃虚の鳩」のほうですよ。
そして、「個人的にやはり廃虚は許せない」とブログに書いていた人は「Y新聞にノーベル化学賞を受賞した下村さんの記事で、「被爆の廃虚 長崎が出発点」という見出しが出ており驚いた。」と書かれていて、廃墟を採用しているのは辞書系で、廃虚を採用しているのは新聞社系なので、意外にも奥が深かったのですね。
ちなみにザ・タイガースの長崎ブリックでは、トッポがギターでイントロを弾いたソロでしたが、♪廃虚の鳩を歌う前のいつものコメントはありませんでした。
今回のコンサート、アルバム「ヒューマンルネッサンス」から♪命のカンターラと♪忘れかけた子守唄の2曲といった感じで紹介されていましたが、アルバムの最後の曲が♪廃虚の鳩で先行シングルとして発売されていて、次のシングル盤の♪青い鳥もはいっています。
なお、♪廃虚の鳩のコメントは、今回のライブではあえてしないほうがいいような気がしますね。
ということで、今回、ヒューマンルネッサンスの曲が4曲あって、のりのりのロックナンバーではあるが、あまり深みの無いナンバー♪シー・シー・シーが落選したような気がします。
ウィキによれば、廃墟で現存するもので、世界遺産に登録された広島の原爆ドームが最初にあげられていて、♪廃虚の鳩は名曲、トッポ先生、ヘンリー八世とともにこの曲の誕生までのエピソードについても調べて欲しいものです。