name

昼休みをいつも過ごす会社近くのスターバックスにて(関西ではスタバと言うけども、全国区で同じかしら)。近くのテーブルに座った一組の男女が、なにやら面白い話を始めた。話題は、日本の姓名について。「江戸時代に存在する苗字は、時を遡って奈良時代から続くものもある」「日本には30万もの姓があるが、人口最大の中国でも4万ほどしかない」「一文字の姓には、由緒・歴史のあるものが多い」などなど、なかなか面白い。そういえば「名は体をあらわす」とも言うが、どういうことだろう◆ずい分前から、いつか家系を辿ってみたいという思いがある。自分の名前はどの地方でいつ興ったのか。今日その末端には自分がいるけれども、何代も前にはどんな人が何を生業に生きていたのか。彼らのおかげで自分がいる◆数年前、霊視をする女性にカウンセリングをしてもらったことがある(念のため注釈:決して怪しくはないです)。本当にそれを必要とする深刻な問題を抱える人にしか霊視はしない主義の方で、私はその時してもらえなかった。けれども、その代わり、と言って、彼女は私の守護霊を見てくれた。ここまで書いたところで、明かすと守護霊さまにいい加減愛想を尽かされる気がしてきたので詳細は書かないけれども、私にはご先祖様の1人がついてくれているらしい。そんなこともあって、自分の幹を知りたくなった◆帰りに買った『姓氏・家系・家紋の調べ方』(丹羽基二/著 新人物往来社)というこの本、「先祖と家系調査の実践知識」なる項があり、ちょっとわくわく。かと思えば、真面目な顔をして「珍姓・難姓・奇姓百科」なる項もある。奇姓って…。自分の名前が奇姓にカテゴライズされてたら、ご先祖さまにどう説明申し上げたものか。とにかく、自分の歴史へ一歩踏み入れてみよう。