最近思う事。

年齢に関係なく、風格が感じられる役者がいる…。

これは理屈でなくその人の人間性や、 生きざまが、顔や全てに醸し出されるので、 昨晩鑑賞した、ドニー・イェンと小沢仁志。 いわずもがなの二人でしたが、小沢の兄貴は グリソムのトークショーで実際に生でみて あまりの自然体の姿に唖然としましたが。 (^_^;)

先週、浅草で鑑賞した『牝猫、くびれ腰 』(池島ゆたか監督)(R- 18)の本多菊次郎さん、大 学生の息子のいる父親役で、知らないうちに妄想の世界に入っていく、難しい役を演じていましたが、背広姿のサラリーマン姿がとても似合って風格があって、驚きました。笑顔のなんとも爽やかなこと…。(^_^)v

しかし、 少しずつ狂っていく…。ラストでは最初から、 ホームレスの男の妄想の世界だったというとんでもない話なんだけど、海辺で、哭き叫 ぶ時の狂気の姿が、気持ちよくて久々に映画の醍醐味に酔いしれた幸せな瞬間でした。こういう事があるので、ピンクはやめられません。\(^_^)/


東映映画では、やはり『仁義なき戦い』の 菅原文太さん…。第1昨目と『代理戦争』は 男の度量の大きさが、手に取るように伝わってきて、爽快でした。もうそこにいるだけで違うのは鶴田浩二さんと高倉健さん…。そして大御所では、辰巳柳太郎さんと片岡知恵 蔵さん。このあたりはもう、別格の風格が凄 いですが…。奥が深いのて、続きます。(^_^;)