悲しむ人も少なくはないですよね。
嬉しいわけないし、俺らも毎日プロレス出来る場所無くなるんやから。
俺に至っては死活問題な訳ですよ。
仕事場が無くなって仕事も無くなるんですからね。
でも全然悲観してません。
あのハコってお客さんに対しての悲しみや寂しさの対象であってはならんし、俺らの職業も悲しみや辛さとか見せちゃいけない
職種なわけで。
ナスキーホールも道頓堀アリーナも、楽しみに来て元気与えて感動させるハコでしょうよ。
そんなハコにネガティブな空気染み込ませたらあかんと思ってるから、俺一人でもポジティブなオーラ振りまいて出入りするよ。
事実、人を悲しませてるってのは良くないしそういう状況を作ってしまった事は反省すべきこと。
でめ、人が先がハコが先か、どのみちお別れする時がやってくる訳で。
たまたま今回二つのハコが同時にお別れするってだけ。
俺らは死なんし本気でやってりゃ廃れる事は無い。
あくまでもプレーヤー側やからその箱と元が無くなるのは痛い事ではあるが…
無けりゃ作れ。
作れんかったら探せ。
相手にされなきゃ己を上げろ。
己を必要とされる存在にすりゃええ。
ただそれだけの話。
だからぬるま湯に浸かり続けたいなんて思ってたら死ぬ事になるかもしれんわな。
でも逆手に取れば、そんな奴が落ちて行く一方で上目指したい奴はどんどん凌ぎ削って戦って上がって行く。
総合的にみりゃプラスになることもある。
ピンチはチャンス。
必要とされるレベルが上がっていけばどんどん全体のレベルも上がっていく。
ほなさらにええもんをお客さんに見せる事が出来るやんと。
ボランティアや趣味でやってんちゃうんやから。
最高のもん見せてナンボの世界なんやから、ええ機会かもね。
もちろん俺も動くよ。高み目指すよ。
アルバイトしながらやるなんて事はさらさらするつもりは無いし。
人楽しませることを本職としてやれる環境の中で高みを目指す。
もし俺や他のみんながビッグになって、今回の騒動があったからビッグになれたって思えたらええなって思うから。
このマイナスをプラスに変えたるねん。