今日は体の調子がおかしく
悪化したらどうしよう、周りに迷惑をかけてしまってはどうしようと
不安を抱えたまま家を出ることとなりました。
ピアノに向かいペンを持っても、しばらくは
「ああ、申し訳ないけど今日はちょっとダメかもしれない。
帰らしてくれないかしら」と言いたい気持ちをこらえていましたが、
今日という日の大切さからか気が付けば気力が勝り、不調も吹き飛んで
何というならいつもよりも集中できたかもしれません。
様々なアドバイスと共に無事生徒を送り出しました。

明けて25日朝から長い試験が始まります。


私生活面で、自分にとっても周囲にとっても
時間は不可逆であると、強く思い知らされたのが
ちょっとした出来事のあった昨年11月ごろ。
あまりにも当たり前のことに打ちのめされ、
未来予想を勝手に悪いほうに描いて嘆き、
こころに隙あらば涙が流れたり、
良くなったの悪くなったの一喜一憂したり、
ベストを尽くさねばならぬと息巻いたり、
先々後悔の無いよう自分の大切も考えなければならないと
決意したりだの、
傍から見たら さして変わりはないだろうけど
自分の中では心境に大きな動きがありました。

結果、少し無駄な時間が減り、少し生活改善して
おうちのいろんなところに目を配る日々を過ごせるようになっています。
葛藤した時間は辛かったけれど、それなりに得られるものもあったようです。