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ツギハギダイアリー Version2.0

輝いているフリをする、そんな生き物ばかりいる

あぁもう、最近よくわからなくなっている。



なんというか、手に届きそうな目標がなくて気力が湧かなかったり、



平凡すぎるこの生き方にガッカリしたりしている。



一応、初の賞与は出たけれども、一般的な喜びというものをそれほど感じなくて、



それよりも休みの日が欲しいなどと怠惰な考えが思い浮かんだりする。




ブログに書きたいことは沢山ある。



でも正直、いつも何かに追われている気がして、それどころではなくなってしまう。



食事も同様に、なんでもいいからとりあえず、といった感じ。



これじゃあ見た目だけ満たされてるだけだなと思いながら、



いつもコンビニへ寄って帰ってくる。



つまりは、奮い立たせるための何か強力な磁石が必要だということと、


早く年末の連休がやってきてほしいということと、


一刻も早く世の中に明るい兆しが見えてきてほしいということ


など、



本当に面白くない生き方をしている毎日です。



とはいっても、夏と比べたらまだマシだな、暑いよりは今ぐらいのほうがいい。


唇が乾燥するのは避けられないけどね。



久々にライブを見に行きたいね、


でも、その前に至福の12時間睡眠がしたいです。



そうすれば少しは、何かが変わるはず。


変わって欲しい。

もう4ヶ月。



引っ越してきてから、まだ間もない感覚も残ってるけど、


最近の気温の下がり具合を考えると、


確実に季節は移り変わっていることに気づかされる。




満員の電車に乗ることが当たり前になって、


特に耐えられないほどの不快感を感じることもなくなってきた。


ひとことで表すなら”慣れ”なのかもしれないけど、


自ら望んでるわけじゃない。


仕方がない…といって諦めているだけ。


なのかもしれない。




昨日、2人で筑波山へ行ってきた。


昼前に、突然思い立ったので。



高速を使って1時間弱。


途中、筑波山の周りには平野が広がっていて、

刈り取り前の稲穂が台風の影響を受けて倒れ掛かってしまっている。

晴れてると思ったら突然の雨。

山にも雲がかかっている。



天気を気にしながらも、中腹のケーブルカー乗り場まで行き、


そこから山頂まで約8分。


思っていたより、すんなりと上まで行けるものだ。



日本で2番目に古いというケーブルカーはとても優雅で、


ゆっくりと山頂目指して引っ張られてゆく。


時速130kmのつくばエクスプレスは確かに便利だけども、


ケーブルカーに感じる魅力はそれに勝るものがある。




山頂にはかなり広い土地があって、そこに売店や展望台が立ち並んでいる。


次々とやってくる霧のような雲のおかげで、


景色はほとんど見ることができない。



それでも、澄みきった空気と山頂の静けさが心地よくて、


しばらくそのまま、時間を過ごした。



どういうわけか、山頂には1匹のねこがいて、


周りの人々に動じることもなく、自分なりの時間を過ごしている。


その生活に少し羨ましく思いながら、


帰りのケーブルカーを待つ。




大したことをしているわけではないけど、


常に時間を意識しながら生活する日々。


それは季節というよりも、分単位で捉えるような、慌しいもの。



だからというわけではないけど、


時間がゆっくりと進む場所に行きたいと、


自然にそう、思ったんだと思う。




人の一生は限られたものだけど、


その中で本当に満たされた生活を送るためには、


ゆとりが必要だと思う。


切実に。




モチベーション



人が一定の方向や目標に向かって行動し、それを維持する働きを意味


「動機づけ」、「やる気」、と呼ばれることもある。




この言葉は非常に厄介だ。


誰でも何かをしたいと思い、その実現に向けて行動しようとする。


すぐに達成できる目標ならそれでいい。


ある程度の期間が必要な場合、その意気込みを維持しなければならない。



そう、維持すること。



これには本当に苦労する。


そもそも、続けることは途方もなくパワーを必要とすることだと思う。


脇道へ逸れることはいつだってできるし、


止めてしまうのは簡単なこと。




クルマを運転していてよく思うのは、


アクセルをオン・オフだけで操作するのではなくて、


微妙に緩めたり、そっと踏み込んだりして


その強弱をなだらかな曲線にすると


心地よいドライブができるということ。



ブレーキも同じ。


タクシーに乗っていると、


まるで人を乗せていることを意識していないかのように


完全に止まるまでブレーキを一定の力で踏み続ける運転手がいる。


止まる時の”カックン”がとても不快。


微妙な力のコントロールが、快適さを生み出す。




そこからヒントを得るならば


いつもベタ踏みアクセルで生き続けるなんてしていられないわけだから


曲線グラフを描けるように意識すれば


想いを維持できるんじゃないかということ。



そんな簡単なもんじゃないことはわかってる。


わかってるけど、


これから先を考えると


この感覚を自分のものにしていかなくてはと、思うんだよ。




ペットショップで、セキセイインコのヒナたちが身を寄せ合っている姿を見て


そんなことを考えてしまった。




人生なんて有限の中でのことだから


その中で無力感ばかり


感じていたくない。