Spitz JAMBOREE TOUR 2009
"SAZANAMI OTR CUSTOM"
大宮公演初日に行って来ましたー
いやー、久々のライブ、しかもさいたまスーパーアリーナという巨大な箱で
スピッツのライブを観るという、ある意味貴重な体験。
ひとことで表すなら、「安心感」。
いくら大きな会場(1万8千人ぐらい入っていたらしい)でのライブとはいえ、
いつも通りの雰囲気を作り出してしまうスピッツ。
最近MCで年齢に関するネタが多いのも、ここまで続けているバンドならではのもの。
41だとは思えない、その魅力。
プレイの安定感、曲の入りの部分の緊張感、歌詞忘れまでもが
聴いているものを惹きつける。
今回はチケットの手配が遅かったこともあり、4Fのスタンド席。
ステージサイドだったので視覚的な満足感は限られていたけど、
それでも満たされた。
上から見下ろす感じだったので、いつもは見えないアングルから崎ちゃんドラムを楽しんだり、
ギター入れ替えの素早い作業を眺めたり。
正面からはわからない部分が観察できたわけです。
ロビンソンの構想を練っていた頃の話とか、
テツヤ氏のどうでもいい信号待ちの話とか、
2ndや3rdアルバムからの選曲とか
とにかく楽しませてくれた、あっという間の2時間。
きっと、小田和正ぐらいの年齢になったとしても、スピッツはスピッツのまま
地道に活動し続けているんだろう。
なんとなく、その姿がイメージできる。
自分もあわせて歳をとってゆくけども、たとえスタンドで席に座って観ることになったとしても、
スピッツのライブを観に行きたい。
これからどのように時を過ごしてゆくことになったとしても、
いつも通りのスピッツを観ることができれば
僕は満たされるのです。
ありがとう、スピッツ。