別れ際に手を握る怪しいオヤジ | Hanaoyaji オヤジでも花とアロマ好き

先程まで知り合いの女性と食事をしながら、右脳思考と左脳思考の考え方の違いや、コンセプトのまとめ方などの話をしていました。
皆様もお分かりのように、私は典型的な右脳型、すべてを感覚的に捉え、漠然とした曖昧さで物事を思考しています。
だからこそ花でも庭でも建築でも、また文章でも同じような感覚、言語で捉え、デザインすることが可能なのですが、この感覚を人に教えるのは難しいものです。
感覚的には、その漠然とした雲の中から本当のりんごをつかみ出すようなものなんですが。
終電も近くなり、代官山の改札で
どう伝えたらわかって貰えるかなと考えしたことが
その女性の手を両手で包むことです。
『こうすれば何か感じるでしょ。温かいし、少しドッキとするかもしてないし、でも大切なことはその相手の心、その中心を掴むこと、そして感じさせること。私の作るクリスマスカードは、その部分に気遣って作っているから相手に必ず響きます。私がデザインするものは全てそうしてます。』そう言って各々のホームに別れたのですが。

この私が言った言葉はある意味正しく、ある意味全くに嘘でもあります。
クリスマスカードや、フラワーアレンジなどは相手を思いながら作れています。
また最近増えて来た建築の実施でもクライアントに対し単なる建築空間だけで無く、その空間で得られる体験に主眼を置くことで、本当に喜んでいただける仕事ができています。

でも、
当社のメインの仕事であるマンションや戸建の仕事となると、とてもそんな状況では無く、与えれて与件、担当者の希望、企業風土などに合わせた企画で、本当に住む方のためのモノかという時と50点ぐらいでしょうか。

家族がいるので、それ程ワガママや好き嫌いを言えませんが、少しづつ納得の行く仕事を増やして行きたいですね。 ( ̄^ ̄)ゞ



でも、普段は手を握ったりしませんよ。