大変遅くなりましたが、先月開催されました、上海交通大学医学院附属 瑞金医院 中医推拿科にて、副主任医師を務める王勇医師をお招きした、【中医推拿技術講習会】の模様をお伝えします
第三回目となる今回は、『推拿の基本手技の理論と実技』
当初の予定では午前は理論、午後は実技の順番で進行させていただく予定でしたが、急遽、王先生の御意向で両部とも推拿の手技と実技を交互にご講義いただき、前半のみ、後半のみの受講の方にも王先生の講義と推拿独特の手の動きを見ていただく事ができ充実の講義が展開されました。
王先生が中国で事前に作成して下さった資料を基に通訳を通して、とても熱い講義が行われました。
こちらは資料の一部ですが、中国語で１つ１つの推拿手技について詳しく書かれています
手技のデモンストレーションでは、王先生が実際に長年医療の臨床現場で治療として施されてきた技術を惜しみなく、額にたくさんの汗をかかれながらも、とても熱心に丁寧にご伝授下さいました。
こちらは推拿の基本手技の一つである「捏脊法（ねっせきほう）」。
実際に目の前にする王先生の手技の素晴らしさに、生徒の皆さんは始終、息を飲んでその手技に見入られていました。
手技練習では１人１人にしっかりとご指導いただきました。
そしてセミナーの最後には、急遽、王先生の師匠と、その師匠の師匠・・・（笑）
のとても貴重な映像を私たちに特別にお見せ頂きました
この方は中国最初の推拿学校の校長先生で、推拿基本手技である「一指禅推法」を第一人者の先生です。
そして左の先生は、一指禅推法から発展させた「滾法」を発明された先生です。
映像を見ながらも一生懸命に手技を練習されている生徒さんが沢山いらっしゃったり、今回の技術講習を経て、さらに推拿の手技についての理解が深まり、更なる技術の向上、今後の施術への意識も高まった事と思います。
セミナー後には島田先生と共に、有馬温泉や神戸ハーバーランドなどを楽しくご観光された王先生。 お寿司やラーメン等、沢山日本の大好物を召し上がられて、無事に中国へとお帰りになりました。あいにくの雨が続いておりましたので、お食事中のお写真が多い・・・いえ、お天気関係なくお食事中ショットが多い・・ですね
日本の味を沢山ご堪能いただけて嬉しい限りです( ´艸｀)笑
王先生、今回も遥々上海からお越しいただき、熱くご指導いただきまして本当に有難うございました
またお会いできるのを楽しみにしております