女池の家D着工しました | オガスタ現場ブログ

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オガスタ現場監督3人衆による現場レポート。

女池の家Dの工事が始まりました。

こちらは築約30年の中古住宅のリノベーション工事です。

 

↓既存外観。よくある総2階ベースの建物です。

↓事前にインスペクション。小屋裏の様子。

↓床下。基礎のクラックや基礎形式などを確認します。

 

既存の状態で燃費ナビ計算をしてみました。

天井:袋入りグラスウール、壁:袋入りグラスウール(真壁)、床:発泡系断熱材、

サッシ:アルミサッシ単板ガラス

この年代に新築された建物でよくみられる仕様です。

まあこんなものか・・・

計算は全館24時間暖房した場合を想定しているので、実際の光熱費は

もっと安いでしょう。私の実家も同じような性能なんだろな・・・

 

次に今回計画している仕様にて計算。

もう劇的ビフォーアフター。

年間30万くらいランニングコストに差があります。

(あくまで全館空調した場合での比較です。)

 

築20~35年くらいの中古住宅は、昭和56年の建築基準法改正以降に

建てられていて、(つまり現行の耐震基準)かつ住宅自体の価値は0に近い場合が多いです。

良質な中古住宅を、ほぼ土地の価格のみで購入してリノベーションして住む。

今回のリノベーションは良いモデルケースになると考えています。

 

どう生まれ変わるか、お楽しみに。

 

山田