このブログは、通常では係争にはならない事例を、力技で訴訟にまで持ち込んで、弁護士も付けないで事実上の勝利を勝ち取るまでを、占い師でしかない俺がフォローした実話である。
その係争にならない理由はシンプルで、被害者の百式が貧乏人なうえに無学で、瞬間的に激怒して大暴れすることは有っても、物事を地道に積み重ねて相手の不正を糾弾するとかは出来ないタイプだから。
てか訴状とか書くどころか読むことすらも困難だったし。
その上彼の勤務形態は派遣(実際は請負)社員であり、行政書士の資格試験のために各種法律を学んだ自分ですら、派遣社員の被害は労働基準監督署やハローワークでは門前払いされると信じていたので、解雇理由が不当でも係争は事実上不可能だと普通は考えますな。
何よりも、派遣先(この事例では飛脚便)でのトラブルを、派遣会社(この事例では否王)に持ち込んでもうまく丸め込まれることが多いのが実情であり、職場のトラブルでも泣き寝入りしか無いように思えてくるのが派遣(請負)の危険性。
しかし、派遣社員だろうが、請負会社の従業員だろうが、事実上の指揮監督関係が有れば、指示した方には責任が発生し、その責任に基づいて民事では損害賠償請求を求められるし、行政上では営業免許の停止などの各種行政処分が下るんですわ。