造型と映画とゲームとアニメとねずみとねこと首チョンパのブログ

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ポスタービジュアルなんかは今放送中のフォーゼとゴーバスターズがメインなのに、本編の主人公はなんとゴーカイブルーと仮面ライダーディエンド。
 
物語をまわすためにゴーカイジャーとディケイドが必要なのはわかるけど、別に主人公にする必要はないじゃん!
 
せっかくのお祭映画なんだから中途半端な友情ドラマはいらねーよ!番組枠がどーたらだから共存できないとか中途半端なメタ視点も邪魔!ノイズ!
 
これまでを総括してこれからにつなげる映画として、もっとシンプルにすべきだったと思います!
 
ショッカーとザンギャックが手を組んで攻めてきた!
 
ライダーと戦隊も手を組んで対抗するも防戦一方!
 
そこに現れるライダー部とゴーバスターズ!
 
力を合わせて敵連合軍を撃破!
 
お決まりの展開で巨大化する敵連合軍!全員合体してビッグマシン計画発動!
 
ライダーと戦隊が心を一つにし、フォーゼがスーパーコズミックステイツに!スロットの数、脅威の250!
 
ヒーローがそれぞれスイッチと化しフォーゼと同化!ゴーバスターズと共にゴーバスターオーに乗り込んでスイッチを一気に発動!
 
敵を遥かに凌駕する超巨大ロボットに変形!ライダー、戦隊、それぞれの意匠を取り入れたありえない必殺技で敵を一気に粉砕!地球の平和は守られた!これからの地球は俺たちが守る!宇宙キター!
 
 
 
 
 
これでいいじゃんかよ!意外性はないけど超燃えるよこれ!
これにヒーロー間の軋轢だとかちょっとしたドラマを盛り込めば、きっと凄まじい映画になってたよ!アベンジャーズも目じゃなかったよ!
 
 
 
とはいえクライマックスの全員集合しての合戦シーンだけは大笑いしながら楽しみました。あの絵面はすごい。

・「アーティスト」
この御時世にサイレント映画を作ること自体がすごく挑戦的だというのは十分わかる。けど、わざわざ「アーティスト」なんてタイトルつけるなら、もっと踏み込んだ、芸術で飯を食うというのはどういうことなのかという領域までいってほしかった。
表現者は自分が望む表現を追求し続けるべきなのか?世の中の流れに抗って自分の表現を追い求めるのは正しいことなのか?それは単に柔軟性を欠いているだけなんじゃないか?そんな永遠のテーマを考えながらみとりました。
 
けど….クライマックスの展開、結論はちょっと…え?そんなんでええのん?という感じ。面白かったっちゃあ面白かったんだけど。
あくまで恋愛映画なんだという見方もあるけど…いやこれは恋愛とは言わないか。
女優さんは大して美人でもないのにとても花のある演技でよかったです。
あと一にも二にも犬ちゃん。犬ちゃんの演技最高。主演賞は犬ちゃんに渡すべき。
よく考えてみると「イリュージョニスト」にそっくりな気もする。
 
・「バトルシップ」
これはとにかく酷かった。久々に見た悪い意味でのバカ映画。「バカだなあ」とニヤニヤしながら楽しむ映画ではなく、バカが作ったバカのための、あきれながら見るバカ映画。見た人間はみんなバカになる。だから俺もバカになった。主人公がバカ。周りの人間もバカ。エイリアンもバカ。全員バカ。客席ほぼ満席だったんで日本のバカ人口は今日でかなりふえたと思います。
ただ一つ、退役軍人のじじいども(あれもしかして本物だったのかしら)だけはまあそれはそれは「イイ顔」の人達ばっかりで眼福でした。いい皺刻みすぎ。
 
それにしてもアメリカは侵略されたがる。

・「サルベージ・マイス」
BIONIC CHERRYがエンディングテーマだっていうほんとうにただそれだけの理由で見にいった。
 
広島で作られた、言うなれば広島PR映画。応援したい要素がたくさんある映画なんだけど、とにかく出来の悪い、見ててギチギチしちゃう映画だった。
 
けど、谷村美月と実質W主演の長野じゅりあという女の子が素晴らしかった!演技はひたすら大根だけどなんとなく可愛らしいしとにかくアクションがきちっとかっこいい!
 
この子がよかったのでもう全部いいや!BIONIC CHERRYもかっこいいタイミングで流れててよかった!
 
いやでもほんと酷い映画だった。
 
・「ドライブ」
ライアン・ゴズリング男前過ぎるーーー!抱いてーーー!
 
「タクシードライバー」っぽくなったり、「ハロウィン」風になったり、「悪魔のいけにえ」っぽくなったりするけど、でもどれにも似ていない!
 
主人公と人妻が最初に見つめ合うシーンは二人の心の中のセリフが勝手に浮かんできちゃう、ニヤニヤな素晴らしいシーンでした。
 
しかしライアン・ゴズリングカッコよ過ぎる。