養老孟司氏の「バカの壁」の売上が伸びていると、新聞に掲載されていた。


養老 孟司
バカの壁

私も、少し前に「バカの壁」読み、

その奥深さに、ベストセラーの所以を感じました。(笑)


P111 アウシュビッツの強制収容所に収容経験をもつ、フランクという心理学者の著書で

    いわれていることは、「生きる意味は外部にある。」ということだそうです。


    ~(抜粋)「自己実現」などといいますが、自分が何かを実現する場は外部にしか存在しない。

    より噛み砕いていえば、人生の意味は自分だけで完結するものではなく、

    常に周囲の人、社会との関係から生まれる、ということです。

    とすれば、日常生活において意味を見出せる場はまさに共同体でしかない。


前回紹介した↑以外にも、ちょっと気になったところを、メモしてありましたので、

またまた、ご紹介しちゃいます。


P169 「こんな穴蔵みたいな教室で、俺みたいな爺の考えを聞いているんじゃない。

     さっさと外へ行って体を使って働け。」

     

P200 知的労働と言うのは重荷を背をうことです。 

    物を考えると言う事は、決して楽な事ではない。

    「楽な道を選びたい」と思うのであれば、

    どうしようもない壁がある。

    モチべーションの問題

    崖を一歩登って見晴らしを少しでもよくする。


    愛人とか競走馬をもつのが、モチベーションになってしまっている。

    そうじゃなければ、 カルト宗教の教義を「学んでいる」といって楽をしているか。


    徳川家康の「人の人生は重荷を負って遠き道を行くが如く」

    崖をのぼるようなもの。

    一歩上がれば視界がそれだけ開ける。

    しかし、一歩上がるは大変です。

    手を放したら千じんの谷底にまっ逆さまです。

    宗教に身をゆだねるのは、手を放すこと。

    崖から落ちてゆくことなのだが、本人は気持ちがいい。


第四章 万物流転


      常識は普遍。情報は普遍。

      変わるゆくのは人。


      ※文部科学省は、脳のデータを使い、科学的に進めないから幼稚になってしまう。



・・・などなど、殴り書きのメモをみながら書いたので、ちょっと意味不明でスイマセン。(笑)


渡辺淳一氏の「夫というもの」の中では、

現在の夫婦関係には、限界がきている。

そんなことが書かれておりました。

渡辺 淳一
夫というもの

養老孟司氏は、愛人を作って道をはずれるな!

と言おうとしている。


どちらが正しい解答だろうか?

と考えた時、

理由はわからずとも、

なんとなく養老孟司氏に軍配を上げたくなる。(笑)


山田太一氏も、これからの家族像に目を向けているし、

様々な一線で活躍中の方々が、新しい家族像を描き出そうとしている。


興味があります。


私の家族像は、????

今、試行錯誤中です。

見えてくるものがあったら、ご紹介しますので、こうご期待。(笑)





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