日本のマンガは、日本国内に限らず海外の多くの国でも読まれるようになっています。現在では、「MANGA(マンガ)」は世界で通用する言葉にもなっています。

 

「ドラえもん」「キャプテン翼」「ドラゴンボール」「ONE PIECE」「名探偵コナン」などは世界各国で人気があり、最近の漫画では特に「NARUTO」の人気が高いようです。ちなみに、世界的なサッカー選手の中には、「キャプテン翼」ファンだった人は数多くいます。

 

人気のあるマンガは、アニメ化されている作品が多いので、マンガではなくアニメとしてテレビで見ていた人も含めれば、相当多くの人が見ていることになります。

 

日本のマンガに人気がある理由は様々ですが、ストーリーがしっかりしているのと、ジャンルの多さという多様性を挙げる外国人が多いようです。

 

 

日本では、マンガの影響というのは大きなものがあります。「スラムダンク」や「テニスの王子様」など人気のあるマンガによって、競技人口が増えることは少なくありません。

 

マンガは子供に悪影響を与えるという印象を持っている人も多いと思いますが、実は良い影響も少なくないです。子供がマンガを読むことのメリットには、以下のようなことがあるようです。

 

AllAboutより抜粋-

 

子供がマンガを読むことのメリット

・人の心の機微が理解できる人間になる

・様々な情報を入手できる

・想像力を高める

・活字離れを食い止め読書への入り口となる

・コミュニケーションが深まる

・歴史などの勉強に役立つ


-抜粋終わり-

 

 

話をマンガと外国関連のことに戻します。世界に広がったマンガですが、マンガを読んだことをきっかけにして、日本に興味を持つようになったり、日本を好きになったりする外国人は少なくありません。

 

これだけでも、マンガは十分大きな影響を外国に及ぼしていると思います。そして、マンガの副次的な影響として、日本の生活様式を外国に広めていることが挙げられます。

 

マンガの多くは、舞台が日本で、登場人物も日本人が多いです。そうすると、マンガに描かれている日本人の日常生活を、外国人が知るようになります。

 

例えば、こたつ、押し入れ、畳などのことを、マンガを見て知る外国人は数多くいます。また、マンガに出てくる日本の食べ物に興味を持つことも多いようです。

 

多くの外国人がマンガによって、おにぎり、ラーメン、カレーなどを知り、食べてみたいと思うようになるようです。

 

最近、外国で日本式のカレーやラーメンの人気が高まっていますが、和食ブームだけでなく、マンガで知って興味を持っていたことも影響していることが考えられます。

 

子供の頃「アルプスの少女ハイジ」を見て、話の中に出てくるパンやチーズを食べてみたいと思った人は結構いるのではないでしょうか。それと同じような思いを、ラーメンなどに抱いている外国人がいるというのは理解できると思います。

 

マンガは文学と比べると低く見られることが多いと思いますが、世界への影響力というのを考えると、現在では文学よりもマンガの方が大きいのかもしれませんね。

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